キックボクシング
レポート

【RISE】小林愛三が田渕涼香にリベンジ、工藤政英も田渕神太を退ける

2021/04/17 21:04

▼第4試合 -53.5kg 3分3R延長1R
〇金子 梓(新宿レフティージム/RISEスーパーフライ級9位)
判定2-0 ※30-29、29-29、29-28
×鳩(=あつむ/TSKjapan/MuayThaiOpenスーパーバンタム級王者、WMC日本バンタム級王者)


 金子は田丸辰と初代スーパーフライ級王座を争ったこともあるが、2019年2月からバンタム級に転向。しかし1勝4敗と思うような戦績が残せず今年1月からスーパーフライ級に戻した。前回は勝利を収めている。


 鳩はムエタイで合計5本ものベルトを獲得するなど試合経験を積み、RISEには今回3度目の参戦。過去1敗1分で初勝利を目指す。


 1R、金子はパワフルなジャブ、右ミドル、前へ出ながらの右ストレート。鳩の左フックには左ハイを合わせる。しかし、鳩の右カーフキックでサウスポーにスイッチ。前へ出て今度は左ストレート、右ローを蹴って鳩にロープを背負わせて優勢を印象付ける。


 2R、鳩が左右フックを強打すれば金子もすかさず左フックを返す。左ストレートと連打で鳩に長くコーナーを背負わせる金子。鳩も左右フックを強打して右カーフを蹴るが、金子に押し込まれて印象は悪い。

 3R、右ローと左ストレートで雨へ出る金子を左右フックで迎え撃つ鳩。手数を出して細かく当てていく金子に鳩はコーナーに詰まる。それでも左右フックを打ち返していくが、金子の左右フックとアッパーをもらって後退。しかしすぐに同じようにフックとアッパーを打ち返す。金子の攻撃は止まらず、鳩をコーナーやロープに釘付けに。


 持ち前の豊富なスタミナと手数を活かして、金子が判定2-0で勝利した。

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