▼ウェルター級 5分3R
×ネイマン・グレイシー(ブラジル)170ポンド(77.11kg)3位
[判定-0-3] ※28-29×3
〇ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)170.9ポンド(77.51kg)6位
コ・メインイベントでは、9連勝からローリー・マクドナルド戦の判定負け後、2020年9月のジョン・フィッチ戦でヒールフックで一本勝ちしたネイマン・グレイシー(ブラジル)が、11月の前戦でベンソン・ヘンダーソンに判定勝ち、ジョーダン・メイン、ストラッサー起一にも判定勝ちするなど3連勝中のジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)と対戦。
1R、ともにオーソドックス構え。シャープなワンツーを打ち込むジャクソン。右の蹴りの打ち終わりに組み付くネイマンだが、潰そうとするジャクソン。下になるが、ハーフから足を引き巧みに脇を潜るネイマンはバックテイク! ジャクソンの身体を伸ばしリアネイキドチョークを狙うが、うつ伏せのままジャクソンは首を守る。
Jason Jackson takes down @NeimanGracie. A back-and-forth first round here at #Bellator255.
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正対するジャクソン。右で差して起き上がろうとするがアイポークでドクターチェック。再開からリバースして上になり立ち上がるジャクソン。ボディロックからネイマンをテイクダウンも深追いせず。立ち上がるネイマンに四つから小外がけでテイクダウン。ネイマンはガードの中に入れて煽る。
2R、右のカーフキックを効かせるジャクソン。ネイマンは組んでボディロックテイクダウンからすぐにバックテイク。立ち上がるジャクソンに右足をかけて崩そうとするが、ジャクソンは正対して突き放す。
なおも四つに組み、小外でテイクダウンはネイマン。金網背に座るジャクソンに、片足を上げて支点を潰そうとするネイマン。両ヒザ裏でクラッチから足を束ねて右足で組もうとするが、足を抜くジャクソンは背中を着けず。腰を殺しながらボディロックを続けるネイマン。
3R、右カーフキックを蹴るジャクソン。左右で前に詰めるネイマンを右にかわし、右カーフキック! ネイマンは後ろ蹴りから組みに行くが切るジャクソンは左ジャブから右フック。嫌ったネイマンが伸ばした左手のオープンハンドによるアイポークで中断。
再開。ジャブの刺し合い。右で差して組んだネイマンはなおも小外も、押し潰したジャクソンがマウントに。ここですぐに足を戻すネイマンは下からダブルアンダーで両脇を差すと、ジャクソンを煽りスイープ狙い。下から両足も4の字で束ねるネイマンが脇を差してスイープへ! 両足を束ねられながらポスチャーを保つジャクソン。ゴングに両者ともに両手を挙げる。
判定は3-0(29-28×3)でジャクソンが勝利、3位のネイマンの寝技を凌ぎ、ジャブ&ロー、右のカーフキックを効かせた6位のジャクソンが4連勝をマークした。