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【Bellator】パトリシオがサンチェスをギロチン葬で王座防衛&GP決勝進出、渡辺華奈がスプリット判定勝利! ジャクソンが4連勝、ウスマン、マゴメドフのダゲスタン勢が快勝

2021/04/03 08:04

堀口恭司に強敵現る、マゴメドフが一本勝ち!

【プレリミナリー】

▼バンタム級 5分3R
〇マゴメド・マゴメドフ(ロシア)135ポンド(61.24kg)6位
[2R 1分22秒 リアネイキドチョーク]
×シージェイ・ハミルトン(米国)134.4ポンド(60.96kg)

 前UFC世界バンタム王者ピョートル・ヤンと1勝1敗のマゴメド・マゴメドフ(ロシア)は、バンタム級で堀口恭司のライバルの一人。ダゲスタンの武術寄宿学校「パエ・ストロン・スヴェタ(世界の五方位)」出身だ。今回は、2連勝中のシー・ジェイ・ハミルトン(米国)と対戦する。

 マゴメドフは12月の前戦で元ACBファイターのマテウス・マトス(ブラジル)を判定3-0でドミネートしている。対するハミルトンはTitan FC、LFA、DW's Contender Series 等を経て、2019年6月のCombate40 でのスプリット判定勝利以来の試合。

 1R、オーソドックス構えのマゴメドフは右の後ろ廻し蹴りで牽制。かわすサウスポー構えのハミルトンは細かくステップ。右ローをつかむマゴメドフは左を差されるが小手に巻いて払い腰! すぐに立ち上がるハミルトンは左で差して離れる。

 シングルレッグテイクダウンはマゴメドフ。しかしハミルトンはスイッチから脇を潜り立ち上がりに成功。前手の右を振ってそのままオーソドックス構えとなるハミルトン。

 しかし詰めるマゴメドフはなおもシングルレッグで引き出してテイクダウン。すぐにパスガード。ハミルトンの立ち上がり際をギロチン狙い、さらにパウンドし、ハミルトンが背中を見せたところでバックマウントへ。正対するハミルトンは足を戻すがマゴメドフのパウンド連打に亀で防戦一方に。マゴメドフはバックスープレックスも見せて、パウンド! ゴングに救われた。

 2R、右の後ろ蹴りをボディに突くマゴメドフ。なおもバックキック。右の跳びヒザで詰めると、左で差すハミルトンは頭を下げたマゴメドフにギロチンへ。しかし頭と対角にパスしているマゴメドフは難なく頭を抜くとサイドからパウンド。背中を見せて立とうとしたハミルトンのバックへ跳び乗りスタンドでバックへ。最後はオタツロックから引き倒し、グラウンドでうつ伏せとなったハミルトンをパームトゥパームでリアネイキドチョークを極めた。

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