UFC2戦目でスプリット判定で敗れたマネル・ケイプ(左)。(C)Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images
2021年3月13日(日本時間14日)、米国ネバダ州ラスベガス・UFC APEXにて「UFC Fight Night: Edwards vs. Muhammad」が開催された。
50K goes to... 💸@Superman_Spann | @DynamiteDan808 | @DaveyGrantMMA | @SemiTheJedi pic.twitter.com/mUC4NM1D4p
— UFC (@ufc) March 14, 2021
UFC Fight Night: Edwards vs. Muhammad
現地時間2021年3月13日(土)、日本時間14日(日)
米国ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
【メインイベント】
▼ウェルター級 5分5R
-レオン・エドワーズ(英国)170.5lbs/77.34kg
[2R 0分18秒 ノーコンテスト]
-ベラル・ムハマッド(米国)170lbs/77.11kg
ウェルター級3位のエドワーズと、13位のムハマドのメインイベントの5R戦。
ウェルター級ではカマル・ウスマン、GSPに続いて連勝記録3位の8連勝中のエドワーズ。ここ3戦ではドナルド・セローニ、グンナー・ネルソン、ハファエル・ドス・アンジョス相手にいずれも判定勝ち。今回が1年8カ月ぶりの試合となる。
というのも、2020年3月の英国大会でタイロン・ウッドリーと対戦予定だったエドワーズだが、新型コロナウイルスの影響により中止。同年12月にハムザト・チマエフとの対戦が組まれたが、両者がウイルス感染。チマエフが引退を示唆するほど重症化し、今回、代役のムハマッドとの対戦が決定した。
対するムハマッドは、2019年9月の佐藤天戦でのリアネイキドチョークにより一本勝ちを含むUFC4連勝中。2021年2月13日の前戦では、ディエゴ・リマに判定勝ちを収めている。
1R、サウスポー構えのエドワーズ、オーソドックス構えのムハマッド。右の大きなダブルで前に出るムハマッド。しかしエドワーズは左ストレートで下がらせると組んで押し込み。体を入れ替えたムハマッドがヒジを入れて離れる。
オーソドックスにスイッチし、さらにサウスポー構えになり左ハイ! ブロッキングの上を抜かれたムハマッドは効かされてグラつく。左右ラッシュするエドワーズに、組んで両脇で差すムハマッド、差し返して突き放すエドワーズ。
#UFCVegas21 Official Results: Referee Herb Dean has called a stop to this fight, at :18 of Round 2.
— UFC News (@UFCNews) March 14, 2021
Due to an accidental eye poke, this bout between Leon Edwards and Belal Muhammad is ruled a no contest.
All Live Results ⤵️
左から右もフック系のムハマッドは、ハイキックを受けた右目周辺から出血する。右ハイのムハマッドに、左ミドルはエドワーズ。前手を巧みに刺して、左ストレートを突く。左インローも。ムハマッドの右ミドルを掴んで組むエドワーズは際のヒジを狙う。
2R、左手を前に伸ばしながら左ミドルを当てるエドワーズ。その左がアイポークとなり、声を挙げて座り込むムハマッド。首を振るムハマッド。ハーブ・ディーンレフェリーが両手を挙げて試合続行不可能を示した。
アクシデントによるアイポークで結果はノーコンテストとなった。
試合後、エドワーズは、「ベラルには心からお詫びしたい。頭部のクロスキックを狙ったら、彼が踏み込んできた。本当に申し訳ないと思っている。あんなことになるくらいなら、いっそのこと負けてしまいたかった。心が折れてしまって、何と言っていいか分からないんだ。復帰できてよかったし、気分もよかった、Ring Rust(※試合から1年以上離れたときに失うといわれる感覚)なんて信じない。1R目は明らかに僕が勝っていたし、もっと見せたかった……そのチャンスを奪われたのは、明らかに不運だった。胸が張り裂けそうだよ」と神妙な表情で語った。
🤦🏻♂️ pic.twitter.com/JuawZSd7HX
— danawhite (@danawhite) March 14, 2021
Due to an accidental eyepoke, the main event is a no decision. #UFCVegas21 pic.twitter.com/oUP6YJksSs
— UFC (@ufc) March 14, 2021