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【UFC】ケイプ戦まであと3日。堀口恭司、亡き空手の二瓶師匠、山本KIDさんへの思いを語る「元々の目標は『世界最強の選手になりたい』。まだ手にしてないベルトを獲りにUFCに戻ってきました」=6月21日(日)

2026/06/18 07:06
 2026年6月20日(日本時間21日)、米国ネバダ州ラスベガスのMeta APEXで開催される『UFC Fight Night: Kape vs.Horiguchi 2』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)で、UFCフライ級2位のマネル・ケイプ(アンゴラ/ポルトガル)と対戦する、同級5位の堀口恭司(日本/アメリカントップチーム)が17日(日本時間18日)メディアデーで会見した。  RIZIN以来、8年8カ月ぶりの再戦に向け、ケイプの進化について問われた堀口は、英語で「彼(ケイプ)はあらゆる面で上達している。でも、それは自分も同じこと。打撃も柔術もレスリングも、あらゆる面で自分も本当にレベルアップした。だから、彼を怖がったりはしていない」と互いにレベルアップしていると答え、さらに「もちろん、僕には彼よりたくさんの良い経験がある。だからこの試合でその経験を活かしていく」と、2度目のUFC参戦までのキャリアが活きるとした。  また、UFCをいったん離れた、その道のりを問われると、日本語で「テメトリアス・ジョンソンに負けて、2試合ぐらいしてから(3試合)、一回日本に帰ることを決めて、それは本当に。もちろんUFCフライ級の人気がなかったというのもあるし、試合もそこまで組まれなかった。それと同時に……、自分の師匠二人が癌になってしまって。そのタイミングで、自分はその癌になった先生方を応援したくて、近くでファイトを見せたくて、日本に帰る決断をしました。それから、本当にいい試合が見せられて、こっちに戻ってきて。RIZINにいた時も負けたりもしましたし、(ケイプとの再戦に)いいストーリーを作れたのかなと思って。それで今、最終目標というか、元々の目標はやっぱり『世界最強の選手になりたい』と思っていたので。まだ手にしてないベルトを獲りにUFCに戻ってきました」と、語った。  さらに、「最初にUFCを離れたことについて後悔したことはありますか? もし同じ状況なら、また同じように行動しますか?」と聞かれ、「そうですね。(再び英語で)“regret”もちろんちょっとだけ。でも、正直なところ、僕の……空手の先生(二瓶弘宇)と山本KIDさんが癌を患ってしまって。だから、あの時、僕は日本に戻って試合を見せて……何だろう、だからそういうタイミングだった」と続けた。  RIZIN、Bellatorのベルトを巻いた。残すは世界最高峰のベルトだ。  堀口は「自分はUFCのベルトだけ持っていない。それに、日本人はまだUFCのベルトを持っていない。だから、歴史を作りたいんだ」と、次期挑戦者決定戦とも呼ばれる、マネル・ケイプ戦に向けて意気込みを語った。下記は会見での一問一答の全文(※マネル・ケイプのインタビューはこちら)。 [nextpage] UFCを一度離れたことの後悔はちょっとだけ。でもあの時、僕は日本に戻って試合を見せたかった ──ファイトウィークへようこそ。調子はどうですか? 「(英語で回答)いいよ。今ちょっとお腹が空いてるかな。うん、待ちきれないからさ。わかるでしょ?」 ──はい、まったく同感です。ここ(フロリダからラスベガス)までの移動はどうでしたか? ATTからラスベガスまで来たわけで。 「ちょっと早く入ったけど、今日も少し早くに(※会見は午前)。でもいい気分だよ」(※フロリダとラスベガスは3時間の時差)」 ──最高ですね。今週末はあなたにとって大きな一戦です。マネル・ケイプとは日本での対戦歴もある。この再戦の話が持ち上がった時、どんな反応だった? 「もう嬉しかったよ。だってメインイベントだし、いい相手で、それにいいチャンスだからね。だからすごくワクワクしてるんだ」 ──この試合は日本で行われるべきだと思う? 「いいよ。気にしないよ。いつでもいい。どこでもいい」 ──2017年にRIZINで初めて対戦して以来、かなり時間が経ちました。マネルについて、どんな変化に気づいた? あの時から一番変わったところは? 「もう10年近く経つからね。ああ、彼はね。あらゆる面で上達しているよ。でも、それは……同じことさ。だって、僕もそうなんだ。僕も本当にレベルアップした。あらゆる面でね。打撃も、柔術もレスリングも。だから、彼を怖がったりはしていないんだ」 ──ケイプのUFCでのムハンマド・モカエフ戦での最近の敗戦について、彼が最も苦戦したのはモカエフのグラップリングだったってことはわかってますよね。だから、土曜の夜にリングに上がったら、彼にプレッシャーをかけて圧倒できると思いますか? 「ああ、もちろん。やるよ。グラウンドでの攻撃ね。うん、どこでも、あらゆる場面で使うんだ。わかるだろ? そう。どこでもね」 ──ここでどんなメッセージを残したいと思ってますか? もちろんタイトル獲得の観点からも、あなたにとってこれは大きな一戦ですよね。もし彼に勝てば、もちろんタイトル挑戦権の最有力候補に名を連ねることになる。もちろん、パントージャの復帰とか、そういう状況次第ですが。「やるよ。まずは彼のケツをブッ飛ばして。それで次は……その時点で誰がチャンピオンになってるかは分からないけど。でもその次は。絶対にベルトを獲る。すぐに!」 ──つまり、あなたも歴史を作るわけです。Bellator王者からUFCへと駆け上がって。そういうことは、頭の中に浮かぶことはありますか? 「自分はUFCのベルトだけ持っていない。それに、日本人はまだUFCのベルトを持っていない。だから、歴史を作りたいんだ。絶対に」 ──その通りですね。それに、もちろん多くの人があなたが以前UFCに所属していたことを知っていますが、長年にわたり世界中で戦ってきたという経験自体がケイプと対戦する上で大きな要因になると思いますか? 彼も長く活躍してきたけど、明らかに経験という面ではあなたの方が有利ですよね。 「うん。分かってるよ。もちろん、僕にはたくさんの良い経験がある。彼よりもね。だからこの試合でその経験を活かしていくよ」 ──ケイプを倒したいって言ってましたよね。最初の試合からの因縁はまだ残ってるのですか? 「正直、あの試合のことは覚えてないんだ。だって、頭突きを食らったからさ。うん。でもとにかく、あの時は勝った。だから今回も、勝つよ」 ──今のあなたちのキャリアの段階を考えると、土曜日に勝利を収めるための鍵は何になると思う? 「うーん、(会見場にいるATT勢を見て)マイク・ブラウンから自分へのアドバイスかな(笑)」 ──チームメイトのアレシャンドレ・ パントージャからは何か聞いていますか? つまり、彼が準備ができ次第、すぐにタイトルマッチに飛び込んでいくような感じですよね。彼とは、どんな会話をしているんですか? 「いつもパントージャとは話してるよ。『お前は敵だ!』って(笑)、そんな感じさ」 ──もちろん、お互い仲が良いのは分かってますが、ジム内の雰囲気は少し張り詰めてきてる? いつベルトをかけて対戦することになってもおかしくないって分かってるから。 「うん。そうだね。まず最初にケイプを倒す。だから、そのあとさ。どうなるか見てみよう」 ──今週末、頑張ってください。 「はい、本当にありがとう」 ──このスポーツは今でも日本で人気がありますか? あなたが言ったように、チャンピオンになりたいんだろうし、ベルトを日本に持ち帰りたいと思います。日本では、昔と同じくらい人気がある? 「うん、もちろん。日本でますます盛り上がってきているよ。人気があるというレベルを超えて。わかりますか? もっと人気があります」 ──このメインイベントに出場することについて、あなたにとってどのような意味がありますか? 大きなアリーナでの試合になるのは当然ですが、これはメインイベントです。家族はこれについて何と言ってますか? 「家族とはいつも“勝てばどうでもいい”って言ってるよ(笑)。家族とはいつもそう言ってる」 ──自分自身がイベントのメインを張ることの重要性についても。あなたにとって、キャリアとかそういう面で、どういう意味がある? 「これは僕にとってすごく大きなことなんだ。だって、UFCのメイン・イベントだから。ほら、メインイベントに出られるのは嬉しいし、いい相手だ。だから、もっと日本でUFCを人気にしたいんだ」 ──フロリダから来て数日、気候に慣れるために過ごしたって言ってましたよね。ここはすごく湿気が多いし、すごく乾燥してて暑いです。屋外でトレーニングできていますか、それとも屋内にいるんですか? ここの気候にはどう適応していますか? ここラスベガスも今、どんどん暑くなってきていますから。 「早目にここに来て、僕の唇は今、本当に乾燥しています。でもそれほど変わらない、フロリダと同じ。大きな違いはない」 ──試合について一つ聞きたいんですが。ケイプは試合の序盤から非常に速く、激しく攻めてくるのが好きなようです。早い段階で激しく攻めてくる。あなたたちは、そういう展開を予想していますか? もしそうした場合、試合が進むにつれて、そして時間が経つにつれて、彼は疲れてくると考えますか? そうすれば、5Rはあなたにとって有利になるんじゃないでしょうか。 「自分には豊富な経験がある。だから、もし彼が早めに攻めてきても関係ない。遅く入ってきてもどうでもいいんだ。わかるだろ」 ──この試合の勝者は、タイトル挑戦権が得られることになるでしょうけど、勝つことだけで十分なのか、それとも派手なサブミッションやノックアウトで決めたい? タイトル挑戦権を確実に手に入れるために、派手に勝つ必要がある? それとも、とにかく勝つことが重要? 「ああ、もちろん。派手な勝利を収めて、相手を仕留めたい。でも、結局のところ、試合は試合だ。時には厳しいこともある。わかるでしょう? とにかく、勝つつもりだ」 ──食事ができるようになったら、真っ先に何を食べる? 「試合後? 食べるよ。豚骨ラーメンを食べたい。でも、わからないな。ここ、ラスベガスには美味しい豚骨ラーメンがある? (ありますよ)本当? OK(笑)」 ──前回のUFCメインイベントから11年が経ちました。2015年4月にフライ級タイトルマッチを戦いました。あなたの道のりは非常に長く、多くの経験を積んできました。複数の団体を渡り歩いて……その道のりについて少し話してもらえますか? その過程での人生経験について教えてもらえますか? そして、UFCに復帰し、再びタイトル挑戦のチャンスを掴むことができると、ずっと信じていましたか? 「これはちょっと難しいですね。日本語でいいですか? ちょっと長い話になるし、難しい。英語で話すのが難しい。だから、日本語で話すよ」 (日本語で)テメトリアス・ジョンソンに負けて、2試合ぐらいしてから(3試合)、一回日本に帰ることを決めて、まあそれは本当に。もちろんUFCフライ級の人気がなかったっていうのもあるし、試合もそこまで組まれなかった。それと同時に……、自分の師匠二人が癌になってしまって。そのタイミングで、自分はその癌になった先生方を応援したくて、近くでファイトを見せたくて、日本に帰る決断をしました。それから、本当にいい試合が見せられて、こっちに戻ってきて。RIZINにいた時も、負けたりもしましたし、まあいいストーリーを作れたのかなと思って。それで今、最終目標というか、元々の目標はやっぱり『世界最強の選手になりたい』と思っていたので。まだ手にしてないベルトを獲りにUFCに戻ってきたっていう感じですかね」 ──最初にUFCを離れたことについて、後悔したことはありますか? もし同じ状況なら、また同じように行動しますか? 「そうですね。(再び英語で)“regret”……もちろんちょっとだけ。でも、正直なところ、僕の……空手の先生(二瓶弘宇)と山本KIDさんが癌を患ってしまって。だから、あの時、僕は日本に戻って試合を見せて……何だろう、だからそういうタイミングだった」 ──ATTで数年間トレーニングを続けてきましたが、コーチのマイク・ブラウンがコーナーにいてくれることの重要性について話していただけますか? 「うん、彼はね。彼は僕のすべてを知っている。僕の悪いところも、良いところも。わかる? それに僕は人の話をよく聞かないタイプなんだ(笑)。いつもじゃないけど。時々、理由があってね(笑)。だから、そう彼は……僕をもっと落ち着かせてくれる。自信も持たせてくれる。うん、彼は僕にとってとても大切なコーチだよ」 ──分かりました。本当にありがとう。頑張ってください。 「ありがとう」 ──マネルが計量で何かやってくれるかもしれないってことに準備はできていますか? 彼がファイトウィークにいつもとんでもないエネルギーをもたらしてくることは知っています。 「いつも僕にはプランはないんだ。勝った後も。自分の頭に“何か”が来るだけさ。ありがとう」
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