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【REBELS】最終興行で海人が日菜太を下し新王者に! 白幡裕星が老沼破り戴冠。山口元気氏が皇治に左ミドル

2021/02/28 16:02

▼第3試合 64.0kg契約 REDルール 3分3R延長1R
○良太郎(池袋 BLUE DOG GYM/REBELS-RED ライト級王者)
[判定3-0] ※30-27×2, 30-26

×橋本 悟(橋本道場/INNOVATIONスーパーライト級王者)

 良太郎はパンチと首相撲からのヒザ蹴りを武器に、2017年11月にREBELS-MUAYTHAIライト級王座を獲得。2019年2月には初防衛にも成功している。しかし、2019年8月に雅駿介、2020年2月にスアレックに敗れ連敗中。今回の試合に再起を懸ける。

 座右の銘は「潰せ、壊せ、破壊せよ」。また、街を歩けば高確率で職務質問をされるという逸話を持ち、“千の職質を受けた男”としても知られる選手だ。2020年11月には北川“ハチマキ”和裕をKOしている。

 橋本は“激闘大魔神”の異名を持つアグレッシブファイターで、右ストレートを武器に様々な団体で活躍。MuayThaiOpenスーパーライト級王座、INNOVATIONライト級王座の二冠を持つ。

 倒すか倒されるかを身上にし、倒されることもあるがスリリングな試合を展開する。2020年12月のイノベーションではJ-NETWORKライト級王者・小磯哲史を3Rに右ストレートでKOした。

 1R、ともにオーソドックス構え。左の蹴りをリズムよく放つ橋本。良太郎から圧力をかけると組んでヒザ。首相撲を組みに行く良太郎に、右ボディを効かせ、さらに左フックを当てる橋本!

 しかし、遼太郎も右を打ち返すと橋本と壮絶な打ち合いに。そこで強さを発揮した良太郎がノンストップラッシュで右を打ち返しダウンを奪い、1Rが終了。

 2R、右ヒジから入る良太郎。橋本も左右フックで打ち返すと、良太郎もカウンターを狙い、右ヒジ! 橋本の鼻頭をカットさせる。「切ったゾ」のアピールに殴り掛かる橋本。ドクターチェック後、再開。

 右フックを当てる橋本に左右ワンツーで反撃する良太郎。しかし出血している橋本も退かず。良太郎は打ち気なようで懐深く、長い距離で当てる。

 3R、中に入りワンツーをヒットさせる橋本。sかし、クリンチから詰める良太郎はコーナーでヒジ・ヒザ! 詰まる橋本も大きな右! ここで組んで凌ぐ良太郎。しかし剥がした橋本が左! ダウンを奪い返したい橋本は右を当てるが、良太郎はヒザを織り交ぜ前へ。最後は回転を上げて、左右ラッシュ&ヒジ! ゴングに互いにハグした。

 判定は3-0(30-27×2, 30-26)で、有効打をまとめた良太郎が勝利した。

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