▼【無法島presents】ダブルメインイベント第2試合(第7試合)REBELS-BLACKスーパーウェルター級タイトルマッチ 3分3R延長1R
×日菜太(クロスポイント吉祥寺/王者)
[判定0-2] ※28-30, 29-29, 28-29
○海人(TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者/挑戦者)
※海人が新王者に。
日菜太は2005年6月にRISEでプロデビューし、満15周年を迎えた大ベテラン選手。2008年7月に初代RISEミドル級王座、2013年4月にREBELS初代王座を獲得。K-1 WORLD MAXや新生K-1 WORLD GPにも出場し、アンディ・サワー、ジョルジオ・ペトロシアン、アンディ・リスティー、アルバート・クラウスら世界トップクラスと拳を交えてきた。2020年9月には田村聖を初回KOに破り、現在3連勝中で戦績は51勝(17KO)19敗。
海人はSBの絶対的エースとして活躍、65~70kgと幅広い階級で国内外の強豪を次々と撃破してきた。2020年2月、ブアカーオからの刺客ピンペットと8Rに渡る激闘を繰り広げ、スプリット判定で惜敗したが、8月の『RIZIN』でルクク・ダリに完勝。10月の『RISE』では緑川創に判定勝ち、11月のシュートボクシングでは喜多村誠にKO勝ちと再び勢いに乗る。戦績は37勝(18KO)6敗1無効試合。
1R、サウスポー構えの日菜太にオーソドックス構えの海人。左ローを当てる日菜太は強い左ハイ! ブロックする海人が前に出すと左ストレートを狙う。右インローは海人! スーパーマンパンチも狙う。避ける日菜太は左ミドル! 2発目は掴んで軸足払いこかす海人。右ジャブを突く日菜太は左をスイング。ブロックし、続く左ハイはスウェイでかわす。
2R、左カーフキックを3連打する海人。詰める日菜太は組んで崩すが海人も崩れず。さらに左カーフキックは海人。左ジャブから右をヒット! 日菜太も左を返すがが右ヒザ、右ローは海人。日菜太も左ローを返す。右ローに続き右ヒザは海人。さらに日菜太の左ミドルを掴み、軸足を払ってこかす。
海人の左右に日菜太は頭を下げると、海人はヒザ! ラウンド終了後に日菜太は軽く左ストレートを入れて海人がにらみ返す。日菜太に口頭注意。近い距離の右ヒザでポイントを掴んだ海人のラウンドに。
3R、日菜太の左ミドルに左右ラッシュから跳びヒザで詰めに行く海人、日菜太も左ストレートを突くがクリンチの海人。離れて右前蹴り。日菜太はフィジカルを活かして前に。右の奥足ローは海人。
さらに細かいワンツー。右ミドル! 日菜太も詰めて左ミドルもかわす海人に日菜太はバックフィストもかわす海人。ワンツー左ヒザは日菜太! 押し込み左ロー。下がりながら海人は右ミドルも、パワーで前に出た日菜太のラウンドに。
判定は2-0(海人30-28, 29-29, 海人29-28)で海人が勝利。スピーディーに日菜太の距離にさせず、もらっても大きく崩れることなく、ロー&ヒザを効かせた海人が最後は接近戦も挑んで接戦を勝利。
2010年3月の中島弘貴戦以来の対日本人敗北を喫し、最後のREBELS大会でベルトを手放した日菜太も、口から血を流しながら海人の勝利を祝福した。
新王者としてベルトを巻いた海人は、リング上で「これから僕は、さきほど日菜太選手とも話したのですけど、『世界に行ってくれ』と言われてバトンを渡されたので、必ず世界に行って、世界のテッペンに立ちます。そのためには皆さんの応援が必要です。REBELSファンの皆さん、僕に力をください。一緒に世界へ行ってください。これからもよろしくお願いします」と挨拶した。