▼第4試合 スーパーウェルター級 REDルール 3分3R延長1R
×津崎善郎(LAILAPS 東京北星ジム)
[判定0-3] ※28-30×2, 29-30
○リカルド・ブラボ(伊原道場アルゼンチン支部/日本ウェルター級王者)
現ラジャダムナンスタジアム認定ミドル級王者・石毛慎也を師に持つ津崎は9月の新日本キックで同団体のウェルター級王者リカルド・ブラボと引き分けている。現REBELS-REDスーパーウェルター級王者の吉田英司とは過去3度に渡って激闘を繰り広げた。2020年12月のREBELSでは渡慶次幸平に判定勝ち。
アルゼンチンからのキックボクシング留学生ブラボは、新日本キックボクシング協会で活躍。来日して4年。2020年9月の試合では津崎と引き分けたが、10月にはTENKAICHIキックボクシングウェルター級1位・幸輝を2Rに左フックで仕留めている。
1R、ともにオーソドックス構え。リズムよくワンツーから蹴りまで繋ぐブラボ。津崎も右ミドルを当て前にでるが、前蹴りで捌きながら左フックを当てるブラボ。さらにシャープな右ハイを打ち込む。
2R、左フックが強打のブラボ。さらに右の軌道を変えたハイキック。左ジャブからの左フックを被弾する津崎。ブラボの懐は深く詰める津崎だが遠い。オーソドックス構えから左ミドルを当てる津崎。しかし、ブラボは右のロングフック、返しの左フックとガード上からも叩く。
3R、伊原会長のゲキを受けて最終ラウンドに臨む新日本キックのブラボ。右の蹴りをかわして左の蹴りを打ち返すブラボ。津崎もジャブを打つが懐が深いブラボ。右ローも当て詰めると右縦ヒジ! さらにボクシングにヒジを織り交ぜ前へ。津崎も左ジャブを返すが、ブラボは左レバー打ちを当て、バリエーション豊かな攻撃。津崎は詰めてヒザを突くが、ブラボが左で詰め返してゴング。
判定3-0(30-28×2, 30-29)でブラボが成長を見せて勝利した。