▼第7試合 フライ級 5分3R
〇小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A.・33歳)
[判定3-0]
×山中憲次(FREEDOM@OZ・31歳)
2015年ネオブラッド・トーナメント スーパーフライ級優勝からPANCRASEで多くの戦績を積み上げてきた小川。MMA11勝8敗で、タテキ・マツダにYKO勝ちも上田将竜にKO負け、マモルに判定勝ちもライリー・ドゥトロにはTKO負けと、あと1歩でトップに届かない。1年5カ月ぶりの試合で再起を果たすか。
対する山中も小川の戦績に近いMMA11勝8敗1分。2020年ネオブラッド・トーナメントフライ級優勝で、第26回ネオブラッドトーナメントで川北晏生、井上暉也、前田浩平、聡-S DATEを下し、優勝を果たしている。
1R、サウスポー構えの小川に、オーソドックス構えの山中は右ロー。そこに右ストレートを狙う小川。左ストレートを狙う小川。左ローは山中。左から前進しての右でダウンを奪う! すぐに立つ小川は組みに左で差して押し込み立て直す。離れ際のヒジを狙う山中。
突き放した山中。飛び込む小川はダブルレッグテイクダウン! 山中が金網背に立ち上がり体を入れ替えてブザー。
2R、左ミドルを打つ小川。さらに左ハイもかわす山中が前に。右ハイを当てるが、それを掴んだ小川はスタンドでバックテイク。背後から崩してヒザを連打で突く。立ち上がり正対する山中。小川はダブルアンダーフックでヒジ打ち、ヒザを突き、大内刈狙い。
小川の左に崩れる山中! そこを詰めて右で差して押し込む小川がテイクダウン! 山中が立ち上がりブザー。
3R、左ローを突く山中。詰める小川は左で前に。山中も左ロー。右を突いて山中を崩すが、山中も右で小川を崩す。左を額に当てた小川の前進にギロチンチョークを合わせる山中だが、首を抜く小川が上に。手首を掴む小川。それを外して金網背に立ち上がる山中。なおもボディロックテイクダウンから両足を束ねてマウントを奪う小川はヒジ。立つ山中を追う小川。山中は首投げも捨て身気味、首を外して小川が攻めてブザー。
判定は3-0でダウン後を攻め返した小川が勝利した。