▼ライトヘビー級 5分3R
×カリル・ラウントリーJr.(米国)206lbs/93.44kg
[判定0-3] ※28-29×3
○マルチン・プラフニオ(ポーランド)205lbs/92.99kg
ラウントリーはムエタイがバックボーンで、立ち技ではグーカン・サキをKOしたレコードも。MMA8勝5敗で、前戦はイオン・クテラバに1R TKO負け。UFCでは4勝4敗1NC。
プラフニオは極真世界大会出場経験あり。MMA13勝5敗もUFCでは3試合連続1RKO負けを喫している。
1R、オーソドックス構えのプラフニオに、サウスポー構えのラウントリー。右ハイをガード上に当たるプラフニオ。左フックで飛び込むラウントリー。左インローも。右インローを返すプラフニオは右ミドル! ラウントリーも右ミドルを返す。
プラフニオの右の打ち終わりに左を狙うラウントリーは、左ハイ! プラフニオはガード上からも体勢を崩される。右ストレートを打ち込むプラフニオ。さらに右のブラジリアンキック! ガードするラウントリーだが、プラフニオは右ボディストレートも。
2R、左で詰めるラウントリー。プラフニオは左右の上段の蹴り。ラウントリーは左ミドルをボディに当てる。右ストレートを返すプラフニオは右の蹴りもそこにラウントリーは左ストレートをヒットさせる。
プラフニオの右の蹴りに左フックを合わせたラウントリー! さらに左の蹴りには右ストレートを合わせる。カウンター待ちのラウントリー。しかしプラフニオの右の入りにカウンターの左ストレート! ぐらつくプラフニオ。しかしラウントリーも詰められず。
3R、いきなり左をヒットさせたラウントリー。さらに左ミドル! プラフニオも右ミドルを返す。さらにダブルレッグもラウントリーをテイクダウンは出来ず。しかし、ラウントリーの左の打ち終わりに右を当てるプラフニオ。さらにダブルレッグもテイクダウンは出来ず。
Swinging for the bleachers 😳
— UFC (@ufc) January 24, 2021
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サイドキック、右ハイを狙うプラフニオ。ヒザ蹴りのラウントリーは手数が減る。右を上下に打つプラフニオ。判定は29-28×3で積極的に攻めたプラフニオが勝利した。
◆プラフニオ「況がタフになればなるほど強くなるのが俺」
「1Rと3Rは俺が勝って、2Rは相手が勝ったと思っている。俺も相手の打撃が当たり何度か倒れる場面もあったけど、すぐに立ち上がって相手に向かっていった。意識が飛ぶことはなかった。しっかり相手の動きも見えていたし、今考えるとそこまで強い打撃ではなかった。
3年間負けが続いたからね。やっと勝利することができて嬉しいよ。本当に誇らしく思うし、家族や子供のことを考えて戦ったよ。プレッシャーはそこまで感じなかった。試合前には寝ることもできたし、しっかり勝利の瞬間をイメージして試合にも挑めた。状況がタフになればなるほど強くなるのが俺だ」