▼女子バンタム級 5分3R
○ジュリアナ・ペーニャ(米国)136lbs/61.69kg
[3R 3分39秒 リアネイキドチョーク]
×サラ・マクマン(米国)135lbs/61.24kg
ペーニャは女子バンタム級7位。2020年10月の前戦はランキング1位のジャーメイン・デ・ランダミーにギロチンチョークで一本負け。
9位のマクマンは、2004年のアテネ五輪レスリング63kg級銀メダリスト。2020年1月にリナ・ランズバーグに判定勝ちし、6月にアスペン・ラッド戦が組まれていたが、ラッドの負傷により、今回は約1年ぶりの試合となる。
1R、ともにオーソドックス構え。マクマンは右ローから入る。いったんヒザ着きのテイクダウンの動きを見せる。切るペーニャはワンツーもそこで足が止まると、マクマンはシングルレッグテイクダウン。背中を見せて立とうとするペーニャのバックに回り、ハーフバックへ。しかし立ち上がるペーニャ。
すぐに右で差して押し込むマクマンはシングルレッグテイクダウンからサイドポジションへ。首を抱えパスを狙うマクマンに足を戻すペーニャはクローズドガードで下から鉄槌。ヒジ、三角絞めを狙う。
2R、左右を振るペーニャにシングルレッグテイクダウンはマクマン。ペーニャはそこにアームインギロチン狙いも前転したマクマンが上に。そこで三角絞めを狙い、下からヒジを打つペーニャ。マクマンも左のエルボーを落とす。しかしペーニャも下から鉄槌。蹴り上げて立とうとするところをマクマンはバックに回りチョーク狙いも落としたペーニャ。マクマンはすぐに左で差して押し込む。右で差すマクマンに左で小手に回るペーニャ。外した際でペーニャは左右をヒットさせる。
3R、ワンツーから詰めるペーニャに四つで組むマクマンは体を入れ替える。しかしペーニャは右で差して小外で投げ! サイドを奪う。シングルレッグに入るマクマンを切ってサイドバックから鉄槌はペーニャ! 亀になるマクマンのバックから4の字ロック。リアネイキドチョークに後ろ手をいったん剥がすが、片手で肩を抱くと二の腕でロックし、タップを奪った。
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— UFC (@ufc) January 24, 2021
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試合後、ペーニャは「世界でもトップレスラーを倒した。アマンダ・ヌネスと戦わせてほしい」と王座挑戦をアピールした。
◆ペーニャ「次は王者アマンダと試合がしたい」
「良い試合ができたと思う。足を止めないこと、相手にコントロールを握らせないことを考えながら試合に挑んだわ。立ち技でも寝技でもフィニッシュを決めることができるのは自分でも良く分かっている。試合中は焦らないことが何よりも大切。自分のやるべきことだけに集中して試合ができたと思う。相手は右側からテイクダウンを取るのが好きな選手、それを想定して練習もしていた。でも今日は左側から狙ってきたのもあって、グリップを変えてリアネイキドチョークをかけた。ジャーメイン・デ・ランダミーに負けたのは過去の話、今日はサラとの試合にちゃんと集中していた。これだけ印象的な勝ち方をした、だから次は王者アマンダと試合がしたい」