▼ミドル級 5分3R
×アンドリュー・サンチェス(米国)186lbs/84.37kg
[3R 2分59秒 TKO]
○マフムート・ムラドフ(ウズベキスタン)186lbs/84.37kg
ムラドフはMMA13連勝中。タジキスタン生まれでウズベキスタン国籍。メイウェザーのマネーチームに属している。UFCではアレッシオ・ディ・キリコに判定勝ち、トレヴァー・スミスに右オーバーハンドでTKO勝ちし、オクタゴン2連勝中だ。
対するMMA12勝5敗のサンチェスはRFAからTUF23を経て、2016年7月にオクタゴンデビュー。2016年12月にトレヴァー・スミスに判定勝ち。前戦は2020年8月にウェリントン・ターマンにライトクロスでダウンを奪い、パウンドアウトしている。
1R、ともにオーソドックス構え。右ローをカーフで打つムラドフ。サンチェスはテイクダウンフェイントを入れて左ハイ。さらに低いシングルレッグもムラドフは切って右ローを当てる。
ワンツーから右の蹴りに繋ぐムラドフ。かわすサンチェスに、ムラドフは右カーフ狙い。ワンツーから左ハイで詰めてクリンチボクシングはムラドフ。さらにスーパーマンパンチも狙う。かわすサンチェスに、右のカーフキックはムラドフ。
組みを交えながら右をスイングするムラドフ。さらに右カーフキック! 跳びヒザ蹴りを狙う。かわしたサンチェスにムラドフは組んで離してすぐに右ヒジを狙う。
2R、右のカーフキック狙いはムラドフ。ムラドフの右に左の蹴りはサンチェスもムラドフの金的に。中断から再開。ワンツーからダブルレッグに入るサンチェス。差し上げるムラドフは突き放す。
左ジャブのムラドフ。そこに右をかぶせにいくサンチェス。ムラドフはサウスポー構えにスイッチ。ムラドフを追い、カウンター狙い。ムラドフはワンツーで前に出る。左ハイはムラドフ。ガードするサンチェス。ムラドフは左の蹴り、さらに右のスーパーマンパンチを狙う。
3R、両足を広げてステップインを狙うサンチェス。ムラドフも右を振って圧力をかける。左ハイも。サンチェスは追うも若干手数が落ちる。ムラドフは左から右ボディ! そこに大きな右を合わせにいくサンチェスだが、ムラドフはかわず。右のオーバーハンドをガード上に当てるムラドフ。右を当てるサンチェスにムラドフは右オーバーハンド! 足が流れるサンチェスにムラドフは二段蹴りのヒザからラッシュし、金網に詰めて右アッパーも。レフェリーを呼び込んだ。
Big things on the horizon for @MakhmudMuradov! 👏
— UFC (@ufc) January 24, 2021
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MMA14連勝、UFC3連勝を決めたムラドフは、ケージ外のダナ・ホワイト代表と握手。「UFCではあと3試合ある。急な試合だったけど、謙虚に受け止めて、次の試合にもっと準備したい。後に続く者にいい影響を与えたい。今後? いつでも誰とでも戦うよ。来週でも構わない」と語った。
◆ムラドフ「子どもたちのためのジムを建てたい」
「最高の気分だ。たぶん、呼吸に問題があったんだと思うけど、気候の違いもあって順応するのに手こずったから、満足できているわけじゃないけどね。2Rで右のクロスを打ったときにダメージを与えられたと思った。それに、3Rもうまくスタートできたし、ふくらはぎを狙った蹴りも当たっていたから、すべてがフィニッシュに向かっていた。
とにかく勝利を重ねて、次の相手が誰になろうとも倒すのみ。UFCでのすべての試合が直前のオファーだ。最初の試合は10日前、2試合目と3試合目は25日前だった。俺は誰かを指名するようなタイプじゃない。今は家族、娘と過ごす時間を楽しみたい。たぶん、ウズベキスタンに帰ることになると思う。いくつかプロジェクトがあって、子どもたちのためのジムを建てたいから、戻ってくるとしたら3月か4月かな」