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【DEEP JEWELS】前澤智が青野ひかるに一本勝ちで有終の美飾り引退。さくら、山崎桃子、栗山葵が勝利

2020/10/31 17:10

▼第1試合 DEEP JEWELSアマチュアSPルール 3分2R
〇藤田翔子(リバーサルジム新宿Me,We)
[判定3-0] ※20-18, 19-19×2マスト藤田

×ケイト・ロータス(KING GYM KOBE)

 藤田翔子は極真会館で2014年全日本女子ウェイト制空手道選手権大会一般女子軽量級の部準優勝、2015年全日本女子ウェイト制空手道選手権大会一般女子軽量級の部第4位などの実績を持ち、世界選手権にも出場している。得意技は変則上段回し蹴り。弟の藤田大和はアマチュアボクシングからプロ格闘家に転向し、『RIZIN』での那須川天心戦でプロMMAファイターとして活躍中だ。

 ケイトは小学生時代は空手、中学時代は柔道を学び、共に黒帯(初段)。空手では西日本大会優勝と全国大会で2度ベスト8進出。柔道でも県大会でベスト8入りを果たしているという。社会人になり、東京・恵比寿でパーソナルトレーナーを務めながらボディビルの大会にも出場して8位に入賞した。4月から神戸のKING GYMに入門し、プロを目指して本格的に練習を積んできた。今回はプロ昇格を懸けてのセミプロの試合となる。

 1R、サウスポー構えのケイトは左の突き。オーソドックス構えの藤田も右ロー、左フックを返す。右ミドルを当てる藤田。ケイトの組み付きも切り、右の蹴り。ワンツーから右フックを当てるケイト。藤田の右ミドルにケイトは左の突きを当てる。ダブルレッグテイクダウンはケイト。しかし藤田が三角絞めにとらえ、ヒザ裏で三角を組む! しかし時間が足りずゴング。

 2R、サウスポー構えから右のダブルを振るケイト。藤田は右ロー。しかしケイトは前進し、左右を振る。互いに鼻から出血。再び力強いダブルレッグテイクダウンはケイト。しかし藤田は再び三角絞めへ。かついで外すケイトだが、藤田は立ち上がり右、ケイトの鼻血が多くなる。

 判定は3-0で的確な打撃を当て、三角絞めを仕掛けた藤田が嬉しい白星を挙げた。

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