▼フェザー級 5分3R
○マクワン・アミルカーニ(146lbs/66.22kg)
[1R 3分15秒 アナコンダチョーク]
×ダニー・ヘンリー(146lbs/66.22kg)
フィンランドのアミルカーニはUFC5勝2敗。2019年11月の前戦はシェーン・バルゴスに3R TKO負け。対するスコットランドのヘンリーはUFCデビュー2連勝から2019年3月にダン・イゲにリアネイキドチョークで一本負けを喫している。
1R、サウスポー構えのアミルカーニにオーソドックス構えのヘンリーはスイッチを交えながら右インロー。
右の跳びヒザを当て、右のダブルで前に出るアミルカーニは金網に詰めて右で差してボディロック、後方に回してテイクダウン。ヘンリーの起き上がり際にアナコンダチョークへ。二の腕で組むと組み入れたヘンリーの左腕を足でひっかけて畳む。それを嫌って足は外したヘンリーだが、後方に腰をずらしてエスケープを試みるも、足で追うアミルカーニに、ヘンリーは金網に足が詰まり動けず。最後は失神した。
Technique on display 👏
— UFC (@ufc) July 12, 2020
🇫🇮 @MakwanAmirkhani with the quick submission at #UFC251
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試合後、アミルカーニは「前回の試合はとてもひどかった。自分にはここにいるだけの価値があり、何者かを示す新しい機会をもらえて、生まれ変わった子供のようにアメージングな気分だよ。勝利を手にすることはいつだって最高だ。特に最初のラウンドで勝つときはね」と前回のバルゴス戦の3R TKO負けを払拭する勝利を喜んだ。
アナコンダチョークでのフィニッシュについては、「上から押さえつけようとするヤツがいるのはいいもんじゃない。疲れるしスローになるから。それが俺の計画だった。でもまだ試合が始まって早い時間だったし、お互いに乾燥肌だから、早く試合を終わらせようと言ったんだ。チャンスがきた時にアナコンダチョークを極めたよ」と語り、今後については「誰とやりたいか? 特に浮かばないな。UFCがオファーするなら誰でも、俺の返事はいつもイエスだ。帰ってまたトレーニングを始めたい。ベルト獲得を狙っている。それが俺の向かう道で、勝利を祝っている時間はない」と気を引き締めた。