撮影/安村 発
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~」
2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第20試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・決勝戦 3分3R・延長1R
○木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/Krushウェルター級王者)
[1R 1分10秒 TKO]※セコンドからのタオル投入
×和島大海(月心会チーム侍)
※木村がトーナメント優勝。
木村は、1回戦で海斗を右ストレート、さらに左右ラッシュで1R 2分10秒でKO。準決勝ではポルトガルのエダー・ロープスを右ストレート1発で1R 1分02秒でKOするなど、計3分12秒で決勝に駒を進めた。
対する和島は1回戦でタイのアワターン・トー.モースィーを左ローで3R 0分40秒 KO。準決勝では城戸康裕の左ローに苦しめられながらも3R判定勝ち。計6Rを戦っており、右前足のダメージはいかほどか。
1R、オーソドックス構えの木村にサウスポー構えの和島。右をガード上に当てる木村。ここはガードする和島だが、右で入った和島に再び木村は左フック! グローブの上からもらった和島がダウン。そのまま立ち上がれず。タオルが投入され、木村のスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント優勝が決定した。
木村はリング上で、「まだこのベルトを巻いているのが信じられないぐらい、子供の頃から夢でした。この階級で獲れたのが意味があって、誇り高い気持ちでいっぱいです。優勝してほんとうに嬉しくて。まだまだ解説席にいるレジェンドには届かないですけど、僕は必ず魔裟斗選手を越えるようなスーパースターになるので応援してください。よろしくお願いします。今日は最高でした。ありがとうございます」と宣言し、メインを締めた。