MMA
レポート

【GRACHAN×GLADIATOR】絶体絶命のピンチから逆転の腕十字、桜井隆多が48歳で2団体制覇

2019/12/22 20:12

▼第11試合 GRACHAN フェザー級 5分2R
△小島勝志(STYLE PLUS GYM)
[判定0-0]
△アンディ・タン(Hybrid MMA&Fitness/香港)


 2019年6月1日、香港のMMA団体「JUSTMMA」とパートナー契約を締結したGRACHAN。その後、ベトナム大会の開催を試みるもMMA解禁ができず、ベトナム大会の中止。そして11月予定であった香港大会も香港の政治状況を踏まえ大会は延期となってしまった。そこで、GRACHAN側から香港選手を招聘することが決定。


 タンはJUSTMMA契約選手であり香港で最も期待されている選手。GRACHAN側が用意した対戦相手は、小島。長いリーチを活かした打撃を得意とするGRACHAN期待の選手だ。


 1R、カーフキックの小島にタンが組み付いていき、大外刈りでテイクダウン。パウンドからチョークを狙い続けるが、小島がリバーサル。下からも仕掛けるタンに小嶋は鉄槌を見舞う。しかし、タンの立ち上がり際のグラウンド状態で反則の顔面ヒザを蹴ってしまい、試合は一時中断。再開後はパンチの交換に。


 2R、小島が左ミドルをクリーンヒット。パンチも当たり始めるが、タンに組み付かれテイクダウンされる。バックチョーク、三角絞め、腕十字と次々と仕掛けるタンだが、小島は凌ぐ。小島も腕十字を仕掛け、それを凌いだディタンがバックを奪ってまたも腕十字を狙うと両者極めきれない展開でドローとなった。

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