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【ONE】女王ヘメッツバーガーが左ミドルをさく裂させKOで初V、ニコ・カリロが初のキック戦でやや苦戦も豪快KO勝ち、KANAがプイと激闘で3勝目を飾る、“四代目火影”アウレリオがサンジャオを57秒TKO、アンドゥーがブランダオンをTKOでONE6連勝に、チャバンがサルチュード下す

2026/08/15 09:08

▼第5試合 ONE女子アトム級(-52.2kg)キックボクシング 3分3R
〇KANA(Team Aftermath/初代女子K-1フライ級王者)114.2LBS/1.0107
[判定3-0]
×ユー・ヨウ・プイ(中華人民共和国香港特別行政区/KF 1)113.6LBS/1.0083



 KANAは小学生で空手を始め、高校・大学時代には陸上でも活躍。2015年9月にプロデビュー。第2代・第4代Krush女子フライ級王座に就き、2019年12月には初代女子K-1フライ級王座に君臨。2023年12月、4度目の防衛戦でアントニア・プリフティに判定で敗れ王座を失った。2024年12月の『ONE Friday Fights 92』でONE初参戦。かねてより対戦を熱望していたアニッサ・メクセンとの試合を実現させたが、判定3-0で敗れ黒星スタート。



 2024年1月の2戦目でモア・カールソンを判定で破り初白星。2025年3月の日本大会でONE女子アトム級キックボクシング世界王者ペッディージャーに挑戦するも、判定で敗れた。2025年11月の日本大会ではスタンプ・フェアテックスを判定3-0で破る金星を挙げたが、2026年5月にベロ・ニカとの接戦に敗れた。戦績は23勝(11KO)7敗。



 プイは激闘派女子ファイターとして知られ、2023年2月から『ONE Friday Fights』に参戦。5連勝(3KO)を飾り、10万ドルの本戦契約を勝ち取った。『ONE Fight Night』初戦でララ・フェルナンデスを破るも、2024年8月のエイミー・ピルニー戦でKO負けを喫し、ONE初黒星。続くマルティナ・ドミンチャク戦にも判定で敗れたが、2026年3月にスーパーガールことアンナ・ジャルーンサックを初回TKOに破った。



 これまでONEでの9戦は全てONEムエタイルールだったが、今回のKANA戦で初のキックボクシングルールに挑む。パンチ主体でガンガン前に出て攻めるタイプだけに、KANAとは噛み合う試合となるだろう。間違いなく激闘となる一戦、KANAは復活勝利を飾ることが出来るか。



 1R、勢いよくコーナーを飛び出したKANAはいきなり左ローを蹴り、打ち合いに持ち込む。どんどん前に出るKANAは左カーフ、右インカーフ。ジャブから得意の左オーバーハンドとさらに左右ボディ。サウスポーのプイは後退を余儀なくされるが、ジャブとワンツー。KANAの右ストレートがヒットし、プイはのけ反る。



 プイの左右フックにKANAは右ストレートでアゴを上げさせる。プイは顔面前蹴り、KANAが入ってくるとつかんでのヒザを繰り出すがこれは反則。さらに前へ出てワンツーをヒットさせ、バランスを崩したプイに左ハイ。KANAが攻め続けたラウンドに。



 2R、いきなり右ハイを蹴ったKANAは中に入っての左右フック。しっかりウィービングで頭を動かしながらのパンチに焦ったか、プイはまたもつかんでのヒザでイエローカード。再開後、左右ボディとヒザを蹴るKANA。プイが連打で前に出ようとすると左右のインロー。頭を振ってプイのパンチをかわすとまたも右ストレートをヒットさせる。



 KANAが顔面前蹴り、プイが連打で前へ出るとサイドに回り込んでこれを外す。前に出るプイに左右のロー&インロー、さらにヒザ。KANAが右ミドル2発。距離を詰めるプイに左右ローを蹴るKANAは、距離が出来ると左ミドルを蹴ってすぐに離れる。さらに右ハイから左右フック。プイはつかみからのヒザが目立つ。このラウンドもKANAがヒットを奪った。



 3R、左右フックで先手をとるKANAは、プイが前へ出てくるとすぐにバックステップで距離をとりワンツー。プイはまたもつかんでのヒザで2枚目のイエローカード。頭を振りながらワンツー、左右フックを打つKANAは、スウェーでプイのフックを外して再び打つ。ヒザも突き刺す。



 右インローからワンツーで前へ出るKANA。プイも手数を止めず左右フックを放つプイに、KANAは頭を振りながら攻撃を返す。左オーバーハンドがクリーンヒット。さらに打ち合いに行くKANAは右ストレートをクリーンヒットさせ、連打でプイを下がらせる。それでも足を止めて左右フックで打ち合いを挑むプイ。KANAも頭を振りながら左右フック、右ハイ。



 両者とも最後まで手数を出して攻め合い、あっという間に試合終了のゴング。プイのパンチをかわして右ストレート、左フックをしっかりとヒットさせ、自分の攻撃が活きる距離をキープして戦ったKANAが判定3-0で完勝を収めた。



 KANAは「プイ選手はめちゃくちゃタフな相手だったので疲れる試合を想定してずっと練習してきたんですが、疲れてスタミナをロスしました。倒すところまでイメージしていたんですが、そこまで行けなかったんですが勝ちということに感謝したいです」と勝利者インタビューに答えた。



 KANAはこれでONE戦績3勝3敗のタイに戻した。

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