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【ONE】女王ヘメッツバーガーが左ミドルをさく裂させKOで初V、ニコ・カリロが初のキック戦でやや苦戦も豪快KO勝ち、KANAがプイと激闘で3勝目を飾る、“四代目火影”アウレリオがサンジャオを57秒TKO、アンドゥーがブランダオンをTKOでONE6連勝に、チャバンがサルチュード下す

2026/08/15 09:08
【ONE】女王ヘメッツバーガーが左ミドルをさく裂させKOで初V、ニコ・カリロが初のキック戦でやや苦戦も豪快KO勝ち、KANAがプイと激闘で3勝目を飾る、“四代目火影”アウレリオがサンジャオを57秒TKO、アンドゥーがブランダオンをTKOでONE6連勝に、チャバンがサルチュード下す

(C)ONE Championship

ONE Fight Night 46
2026年8月15日(土)タイ・ルンピニースタジアム
※U-NEXTにてLIVE配信

▼第8試合 ONEストロー級(-56.7kg)ムエタイ世界タイトルマッチ 3分5R
〇ステラ・ヘメッツバーガー(オーストリア/Phuket Fight Club/RS-GYM/王者)
[3R 1分46秒 KO]※左ミドルキック
×ナタリア・ディアチコワ(ロシア/Team Mehdi Zatout)
※ヘメッツバーガーが初防衛に成功。





 ヘメッツバーガーはアマチュアで多くの試合経験を積み、2023年WAKO世界選手権K-1ルール-60kg級で金メダルなど多くのメダルを獲得。2022年4月にプロデビューし、2024年10月からONE FFに参戦すると3連勝を飾った。2025年9月、ONEストロー級ムエタイ世界王座決定戦をブンタンと争い、判定3-0で勝利して王座獲得。さらに2026年2月、ONEストロー級(-56.7kg)キックボクシング世界タイトルマッチで王者ブンタンとの再戦に勝利し、ムエタイとキックボクシングの2競技統一王者となった。戦績は10勝(3KO)1敗。



 ディアチコワは2023年からONE Friday Fightsで4連勝して2024年に本戦契約を掴み、5月に当時のONEストロー級ムエタイ世界王者スミラ・サンデルに挑戦したがTKO負け。その後2連勝で今回の再挑戦へ漕ぎつけた。プロ戦績32勝5敗、ONE戦績6勝1敗で、ONEでの4勝は1R KOによるものだ。



 1R、ヘメッツバーガーは右へ回り込みながら前蹴り、両者とも距離は遠い。両者にアグレッシブが促される。それでも両者慎重。ヘメッツバーガーは前蹴りを出すのみ。ディアチコワが左右フックで攻め込むとヘメッツバーガーは左ハイ。ヘメッツバーガーの右ミドルをキャッチしてコカすディアチコワ。両者ともかなり慎重な出足となった。



 2R、ヘメッツバーガーが右ミドルを蹴るが、やはり両者の距離は遠い。ヘメッツバーガーが蹴るとワンツーを繰り出すディアチコワ。完全にヘメッツバーガーの攻撃に対するカウンター狙いだ。ヘメッツバーガーも待ちの姿勢のスタイルのため、両者なかなか手が出ない。ヘメッツバーガーは左ミドル、右ローを蹴りに行くが、ディアチコワがキャッチしてコカす。ディアチコワがワンツーで前へ出るとヒジを合わすヘメッツバーガー。



 右カーフを蹴っていくヘメッツバーガーがワンツー、ヘメッツバーガーが伸ばしたジャブにディアチコワは左を被せる。徐々に手数を増やしていくヘメッツバーガー。



 3R、右縦ヒジを繰り出すヘメッツバーガーにディアチコワは右フック。前に出て右カーフを蹴っていくヘメッツバーガーにディアチコワは右ミドルを蹴り、左右フック。このラウンドは積極的に攻めていくヘメッツバーガーが右ミドル、右カーフをヒット。左縦ヒジで入り、ディアチコワが首相撲に持ち込むと先にヒザを蹴る。さらに左インロー。




 ヘメッツバーガーの左ミドルの足先がディアチコワのレバーをかすめるようにヒットすると、ディアチコワは表情を歪めて腹をかばう。ヘメッツバーガーはすかさずラッシュをかけ、左ミドルとワンツー、倒れかかったディアチコワにダメ押しの顔面ヒザを見舞い、レフェリーが即座にストップをかけた。



 ディアチコワにほぼ何もさせず完勝で初防衛を果たしたヘメッツバーガー。試合後、左の攻撃は作戦だったかと問われると、「自分でもよく分かりません。ただ、コーナーの指示に従おうとしただけです。それに、そうですね、私は試合中にあまり計画を立てすぎず、流れに身を任せるようにしているし、チームを本当に強く信頼しています。だから、私はただそれを実行するだけ。私にとっては物事は自然と流れ、上手くいくものなんです。だから……言葉が出ません。何が起きたのか、正直まだ実感できていないです」と流れのなかで自然と攻めたとコメント。



 さらに「『防衛を果たすまで真のチャンピオンとは言えない』という古い格言がありますが、今回のベルト獲得はそれを覆すような、信じられないほどのパフォーマンスだったと思います。ここまで辿り着くまでの道のりについて、どのように振り返りますか?」と問われ、「正直なところ、この試合に向けて自分自身にかなりのプレッシャーをかけていました。表には出さないようにしていましたが、おっしゃる通り、チャンピオンはベルトを守らなければなりません。だから試合ごとに、常に自分自身に最高レベルの期待を課してきました。そして自分自身のため、チームのため、さらに故郷にいるチーム全員のために、これらのベルトを守りたかったのです。ですから、ただただ心から感謝しています。今日、私たちはあのようなパフォーマンスを披露することができました」と重圧をかけていたと明かした。



 そして最後に5万ドルボーナス獲得に「チャトリさん、本当にありがとうございます。ONEの皆さんありがとうございます。タイ・バンコクの皆さん、ありがとうございます。このように自分の実力を発揮し、成長する機会を与えてくださったことに、心から感謝しています」と語った。

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