ONE Fight Night 482026年10月3日(土)タイ・ルンピニースタジアム※U-NEXTにてLIVE配信
▼第8試合 ONEヘビー級(-120.2kg)MMA 5分3R〇シャミル・エルドアン(トルコ/Kremost Fight Club)[2R 2分28秒 リアネイキドチョーク]×ポール・エリオット(英国/TFT)
エルドアンはMMA13勝無敗。トルコ国籍、ダゲスタンの山岳地帯で生まれ育った新星シャミル・エルドアン。12歳のとき、父の勧めで地元のレスリングクラブに入門。MMAがロシア国内で注目を集め始めると、エルドアンも自然とその世界に惹かれ、2012年にプロMMAデビュー。ロシアFight Nights GlobalやEagle FCでキャリアを積んで8連勝を飾ったのち、2023年にONE Championshipでデビュー。
初戦でベテランのファン・ロンをボディキックで豪快にKOし、鮮烈な印象を残した。その後もアウンラ・ンサンを連続フィニッシュ。
さらにジルベルト・ガルバォンを1ラウンドTKOで下すと、25年11月の前戦『ONE 173: Superbon vs. Noiri』では、サウスポー構えからダブルレッグテイクダウン。ハーフガードの竹内龍吾をパウンドでパスしてマウント&パウンドでTKO勝ちしている。ONE5戦を全フィニッシュ勝利中。
高いレスリング技術をベースに、強烈な打撃と圧倒的なフィジカルを兼ね備えたシャミル・エルドアンは、Kremost Fight Clubを代表するミドル級の破壊者として、ONE世界王座獲得という次なる目標に照準を定めている。
対する“King of the North”ポール・エリオットは、MMA7勝2敗。英国のノックアウトマシーンで勝利のすべてをKO・TKOで飾っている。
英国のミドルズブラで動物に囲まれて育ったエリオットは、2017年にプロMMAデビュー。英国で4連勝して2022年にONEに参戦。初戦でカン・ジウォンにKO負け後、2戦目はクロアチアのマルティン・バトゥールにパウンドアウトされたが、試合後にバトゥールから禁止薬物の陽性反応が出たためノーコンテストに。3戦目でマウロ・チリリのトップからのヒジでカットし、右腕を脱臼してTKO負けと苦しい試合が続いたが、BFCで連勝して戻ったONEでの25年4月の竹内龍吾戦で、サウスポーからの左ハイでダウンを奪うと3Rにパウンドアウト。
さらに26年6月の前戦でリーガン・アップショーを得意の左ハイでKOに下して2連勝をマークしている。
1R、ともにサウスポー構え。左ローのエルドアン。エリオットは右前蹴り。圧力かけるエルドアンはダブルレッグテイクダウン。崩してサイドバックへ、亀から立つエリオット。コーナーから剥がしてボディロックテイクダウンのエルドアン。サイドバック、立つエリオットに後方からヒザ。
みたびボディロックテイクダウンのエルドアンは、サイドからヒジ。ハーフに戻すエリオットは下から手首を取りに行くが、外したエルドアン。亀から立とうとしたエリオットに左足をかけるが、エリオットもコーナーで立ち上がり。
ロープを掴むエリオットはコーナーで立ち上がり正対。押し込むエルドアンは右ボディ。ボディロックテイクダウン。インサイドガードからパウンド。エリオットもニーシールドで距離を取る。
2R、左ローのエリオット。ヒザにエルドアンは左を合わせて圧力をかけてテイクダウン。エリオットはコーナーで立ち上がるが、ボディロックテイクダウンのエルドアンは、サイドバックから崩してマウントに。左ヒジ、サイドに出て頭部にヒザを当てるエルドアン!
出血したエリオットにパウンドのエルドアン。亀になると脇下からパウンドのエルドアン。右で腰を出し、左でパウンド。頭を上げて立とうとしたエルドアンの首に腕を回してリアネイキドチョーク! エリオットがタップ。
14戦無敗、ONE6戦を全フィニッシュ勝利しているエルドアンは、試合後、「僕はこの試合に向けて本当にハードにトレーニングしていたんだけど、ちょっと体調が悪くて。だから、今日ここで自分の力を100%出し切れたとは言い切れないな。
(もし100%に満たない状態で戦っていたとしたら、それは本当に恐ろしい話だ。だってあれは非常に手強い相手に対する、並外れたパフォーマンスだったんだ。相棒、君は今や14勝目だ。プロとして無敗。ここで、1つのタイトルを獲得した。君が何を望んでいるかは分かっている。だが、そろそろカメラを見つめて、世界に「シャミール・エルドアンにとって、次は何なのか」を伝える時だ。君がそのゴングを鳴らしたいのは分かっている)
俺には、対戦相手を見つけ、仕向ける必要がある。そして、彼に言ったんだ。「行こう。やろうぜ」と。彼らがここへ「俺はナンバーワンだ」と乗り込んできた時、誰と戦おうと構わない。どの階級でも、誰でもいい。ライトヘビー級、ミドルヘビー級、ヘビー級。誰にでも準備はできている」と語り、5万ドルボーナスを獲得した。
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▼第8試合 ONEバンタム級(-65.8kg)ムエタイ 3分3R×ナックロップ・フェアテックス(タイ/airtex Training Center)判定0-3〇パルハム・ゲイラティ(イラン/Petsaman)
ナックロップはK-1に来日経験があり、2022年9月に朝久裕貴と対戦してKO負け。2023年1月にONE FF初参戦、3連勝をナビル・アナンにストップされたが、その後はデッドゥアンレックやムアンタイ、タギール・カリロフ、プンルアンなどに勝利した。2025年6月にジャオスアヤイ、11月に内藤大樹、2026年2月にフライ級からバンタム級に階級を上げてパンリットと対戦した試合まで3連敗を喫したが、6月にジェイコブ・スミスに勝利して連敗を脱出した。
ゲイラティは2023年11月からONE FFに参戦。6連勝(4KO)の快進撃を続けていたが、7戦目でランボーレックにTKO負けして連勝がストップ。2025年10月にタイソン・ハリソンをKOして再起したが、今回が1年ぶりのONEでの試合となる。
1R、ナックロップが右ローを蹴ると左右フックで襲い掛かるゲイラティ。ナックロップはガードをガッチリ固めて右ロー、ヒジを狙う。ゲイラティは左右フックを叩きつけるが、接近するとナックロップがヒジとヒザ。打撃と組みヒザを合わせるナックロップは、離れると右ミドル。
ゲイラティのフックをかわすと右フックを叩き込み、首相撲のヒザから離すと右を叩き込む。右ヒジで前に出るナックロップだが、ゲイラティの左フックでダウンを喫する。ラッシュをかけるゲイラティにナックロップは右ストレート、右フックで応戦。ゲイラティは下がらず打ち返す。
2R、ナックロップの右ローに左右フックを返すゲイラティ。左右フックで前に出るゲイラティを首相撲に捕まえてヒザに持ち込むナックロップだが、ゲイラティは突き放して左右の連打。ナックロップが右ストレートを連続ヒットさせると、ゲイラティも打ち返して危険な距離での打ち合いに。
一度首相撲に持ち込んだナックロップ。離れると互いに右ヒジを繰り出す。右ストレートと右カーフで前に出るナックロップ。左足を上げるゲイラティはロープを背にして打ち合うが、左足が効いているようだ。ナックロップの右ロー、右カーフに明らかなダメージを見せるゲイラティに、ナックロップはパンチとヒザの猛攻。
3R、ナックロップは右ローを連打、リッシは左右フックで迎え撃つ。ナックロップが前に出て右ヒジ、右ストレート、組んでのヒザとやや強引に攻めていき、ゲイラティの左右フック、左ボディをもらう。ナックロップが左の前蹴りを出そうとしたところにゲイラティの左フックが当たり、ダウンするナックロップ。
ゲイラティは左右フックで前へ出ていき、左フックでグラつかせる。今度はナックロップがロープを背にして打ち合うが劣勢だ。ゲイラティがヒジも交えた左右フックでナックロップにロープを背負わせ、試合終了。
判定3-0で1Rと3Rでダウンを奪ったゲイラティの勝利となった。
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▼第6試合 ONEフェザー級(-70.3kg)ムエタイ 3分3R〇ルーク・リッシ(米国/Dubuque Martial Arts Group)[判定3-0]×チャーリー・ゲスト(英国/Impact MMA/Tiger Muay Thai)
30歳のオールラウンドファイター・リッシは2023年12月からONEに参戦。勝ちと負けを交互に繰り返し、ONE戦績は3勝3敗。前回は2026年7月にモハメド・ユネス・ラバーに判定勝ちした。
ゲストは16歳で単身タイに渡ってムエタイジムで練習を積み、16歳でプロデビュー。2005年10月にISKAムエタイ世界ライトミドル級(-72.5kg)王座に就いた。2026年6月にONE初参戦を果たすと、サム・フィッツジェラルドを左右ボディからの左フック、右ストレート、右フックで3度倒してTKO勝ちを収めている。
1R、ジャブから右ローのリッシにゲストも右ロー。右ストレートで飛び込んだゲストをリッシは首相撲に持ち込む。前に出るゲストは右フック、リッシは右ヒジを見舞う。
首相撲に持ち込むゲストだが、リッシが右ヒジをヒット。ゲストも右ヒジを打ち返す。右ローを蹴って前に出るゲストに、リッシは左ボディ。徹底的に右ローを蹴っていくゲストに、リッシは右ストレート、右ヒジ。
2R、リッシは顔面前蹴りを放つがゲストはかわす。右ローとジャブのゲストは左フックを打ってから左ボディ。ゲストの右ストレートにリッシは右ヒジを返す。距離を詰めてボディを打ち、ヒジを打つゲスト。
ゲストのワンツーにリッシは右ロー、リッシの顔面前蹴りをキャッチしたゲストはヒザを突き刺す。さらに右ロー、右ボディストレート。首相撲になるとゲストが上手く組んでヒザ。リッシがジャブを突くたびに右ローを当てるゲスト。手数でゲストか。
3Rも前に出るゲストが距離を詰めての連打から首相撲に持ち込む。離れると右ストレートで前に出るゲスト、リッシは左右フックで迎え撃つが首相撲に組まれてヒザをもらう。首相撲では劣勢のリッシ。離れるとジャブでのけ反らすリッシがジャブと左フックをヒットさせていく。
ゲストも負けじと右ストレート。右ストレート、右ボディゲストに右ヒジを見舞うリッシ。左フックもヒットさせる。前に出てくるゲストにはジャブを突いてしっかり当てた。
判定は3Rに上手さを見せたリッシの勝利となった。
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▼第5試合 ONEフライ級(-61.2kg)MMA 5分3R×ジョシュア・ペレイラ(米国/Immortal Martial Arts)[1R終了時 TKO]〇アントニオ・セザール(ブラジル)※体重超過
ジョシュア“Flyin Hawaiian”・ペレイラは、ハワイ州カイルア出身で現在はオハイオ州コロンバスを拠点に活動し、MMA6勝0敗。最初の5勝はすべて一本またはKOによるフィニッシュだった。
マット・ブラウンの指導を受けてきた、そのダイナミックなスキルセットと高いフィニッシュ力が評価され、2025年にONEと契約。
初戦のバンマ・ドゥオジ戦こそ右足を痛めてTKO負け(※ドゥオジから利尿薬フロセミドの陽性反応が検出され、ノーコンテストに変更)も、26年4月の2戦目でギルバート・ナカタニを右ハイからの右バックフィストでKOに下している。
セザールは、MMA12勝2敗。25年7月には計量ミスはあったものの、リト・“サンダーキッド”・アディワンに判定勝ちでONEデビュー戦を飾った。この勝利により、セザールは連勝記録を9(3KO・TKO/2SUB)に伸ばしている。
1R、サウスポー構えも見せるセザール。右ローのペレイラに、セザールも右ミドル。左で差して組んだセザールに右小手のペレイラ。セザールが崩すと戻すペレイラ。セザールは離れた。
スイッチしてワンツーの左のペレイラに、セザールもスイッチして右を返す。カポエイラも使うペレイラは半身からの蹴りも、セザールはダブルレッグテイクダウン。下のペレイラはネルソンからのスイープ狙い。セザールはパウンド。
後転したペレイラは立ち上がり。右ミドルハイもそこに右を合わせた崩したセザールはさらに右で崩してバック狙い。仰向けになったペレイラはハーフで抱きかかえると両足を戻すが、中腰になってパウンドのセザールは鉄槌も。
亀になったペレイラにヒザ。ゴングもペレイラは立ち上がりに時間がかかり、コーナーに戻る際によろめく。右目下がカットし腫れており骨折か。
ペレイラは「戦えない」と意思表示。体重超過のセザールがTKO勝ちした。
試合後、セザールは「(普段ならおそらくあなたに5万ドルボーナスをを差し上げていたでしょう。しかし計量ミスがあった」と伝えられ、「計量パスできずに本当に申し訳なかった。でもまず第一に、神様に感謝したい。私に力を与え、ここにいる機会を与えてくれたこと、そしてまた勝利を収めることができたことに対して。そして今回は計量をクリアできなかった。ボーナスをもらえたはずだけど、いいんだ。次は準備万端だ。時間の問題だ。ベルト、つまりチャンピオンシップを懸けて戦う準備はできている。
(あなたがキャリアのこの地点にたどり着くために、多大な努力を重ねてきたことは知っている。現在10連勝中。そして、僕たちが君を見るたびに、どんどん上達しているように見える。ベルトへの挑戦を望んでいるのは分かっているが、ONEでの次の目標は何?)
私はその船に乗り込むつもりだ。そうすればベルトを手に入れられる。だから、そうだな。俺が望むものをただ受け取ってくれ。そして、どうかそれを実現させてくれ」と語った。
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第5試合 ONEバンタム級(-65.8kg)キックボクシング 3分3R×イー・ユーシュエン(中国/Changsha Great General Team)[判定1-2]〇エルブルース・オスマノフ(ロシア/Akhmat Kickboxing/Team Mehdi Zatout)
2025年5月の『SPACE ONE×BOM』で来日経験のあるユーシュエンはONE初出場。これまでは武林風を主戦場としてきた。56勝(20KO)5敗。
オスマノフはアマチュアで500戦以上の経験を持ち、2023年2月の『ONE Friday Fights 3』からONEに参戦、2024年12月の『ONE Friday Fights 92』まで6戦全勝(1KO)。通算戦績は12勝無敗だったが、2025年5月の与座優貴戦で初黒星。その後はカンピーテワダ、セーマペッチ・フェアテックス、クラップダムに3連勝している。
パワフルな左右フック、ヒザ蹴りに加えて回転系の蹴り技も得意とし、二回転廻し蹴りや後ろ廻し蹴り2連発、ハイキックからのバックスピンエルボーなどの大技を使いこなす。
1R、前に出て右カーフを蹴っていくオスマノフに、ユーシュエンも右カーフを蹴り返す。入り込もうとするオスマノフを左フックで阻むユーシュエン。サウスポーから左ストレート、左ミドル、左インローと前に出ながら攻め込むオスマノフ。
左ハイを空振りするとバックハンドブローを放つ。攻撃のテンポを上げるオスマノフが攻め込んでいき、左右フックからの右ストレートでユーシュエンがバランスを崩して後退する。後半はオスマノフの攻勢が目立った。
2R、左インローと右カーフを蹴り、左ミドルも蹴るオスマノフ。左ストレートからの右フックもヒットさせる。ユーシュエンは前に出てくるオスマノフに左フックを合わせようとするが、オスマノフは頭を下げて入り込み、左ボディストレートを打つ。さらに左三日月も。
ユーシュエンは右カーフ、オスマノフは左ボディ。いきなり前に出ての右ストレートを当てるユーシュエンだが、オスマノフがすぐに前へ出て右ストレート。手数も多く攻め込むオスマノフだが、ムエタイルールに慣れている(キックルールは2戦目)ためか組んでのヒザを3度見舞ってしまい、イエローカードを提示される。
3R、オスマノフは右カーフと左三日月、ユーシュエンが右ストレートを打つとカモンゼスチャーで挑発する。ユーシュエンが右ミドルからの右ストレート、オスマノフが左ストレートから入って右フックを打つと、ユーシュエンも右フックを返す。オスマノフの左インローがローブローとなり、一時中断。
再開後も前に出るオスマノフが右フックからの左ストレートをヒット、ユーシュエンは右インローを蹴るが、オスマノフの勢いは止まらない。しかし、ユーシュエンが飛びヒザをクリーンヒット。すぐに前に出るオスマノフはワンツーから左ボディ。左フックからの右ローを繰り出すオスマノフに、ユーシュエンは左フックを狙うが空振り。
判定は2-1と割れ、オスマノフが勝利を収めた。
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▼第3試合 ONEフェザー級(-70.3kg)サブミッション・グラップリング×石黒翔也(STARTA)[判定1-2]〇ルアン・アルバレンガ(ブラジル)
石黒は柔術衣を着た柔術も、道衣無しのノーギグラップリングも戦う柔術家。2023年12月のIBJJFシドニーオープンでは、ギ&ノーギともにメダルを獲得。
ギはフェザーで優勝、無差別では3位、ノーギはフェザーで優勝し無差別で準優勝という好戦績を挙げている。また、2022年のIREでは今成正和と掌底ありルールで戦い、勝利するなど柔術家の枠を超えた戦いを見せている。
ONEには2024年3月の『ONE Friday Fights 55』で初参戦。寒河江寿泰とサブミッショングラップリングで珍しい日本人対決を行い、判定3-0で勝利。5月にはブルーノ・アセベドに9分19秒、内ヒールフックで勝利を収め35万バーツ(約150万円)のボーナスを獲得した。9月には丹羽飛龍に判定勝ちでONE3連勝。
2025年3月に“ベイビーシャーク”ジエゴ・ヘイスとキャッチウェイトの135.5ポンド契約(61.46kg)で対戦し、6分50秒、キムラで一本負けを喫したが、7月にデニー・システィを6分20秒、リバースネックランクで極めて再起。25年12月にジャック・シアーに判定負け。26年7月のQUINTETで有松息吹をリアネイキドチョーク、森戸新士と分けるなどチーム優勝に貢献した。今回はONEフェザー級(-70.3kg)に上げて戦う。
ブラジルのアブバレンガは、26年8月にONEデビューし、IBJJF世界王者2度のメイラム・マキネ・アルベスの足関節を凌ぎ、トップ攻めで判定勝ち。2025年のBJJ Stars 17に続く勝利を収めている。28歳のパンテラ・ネグラ・ブラジリアン柔術の代表選手は、マルセロ・ガウッシアの育成に貢献した指導者イラン・ブラジレイロ・アルバレンガの息子であり、後にニューヨーク市でガウッシアの直弟子として自身の技術を磨いた。
1R、スタンドからこかしたアルバレンガ。トップから中腰で石黒の潜りに足を後方に置いてボディ押さえに行く。足を手繰りに行く石黒に、アルバレンガも一瞬の内ヒールフック狙いでキャッチを獲得。
石黒は内回りで潜りからトップ狙いも離れるアルバレンガ。中腰から石黒の足をさばいて上半身を押さえ込み。サイドからマウント。リバーサルした石黒にアルバレンガはクローズドガード。石黒はリフトすると、アルバレンガは足を解いて着地。
立ちレスリング。手首を掴み引き込みの石黒。インサイドガードに入るアルバレンガは中腰に。右足を手繰る石黒はインバーテッドから潜りも、後方に外すアルバレンガ。石黒はデディープハーフから右足を脇に抱えてキャッチを取り返す。ノーと言うアルバレンガはトップから側転パス狙いを見せてゴング。
判定はスプリットに割れ、試合巧者のアルバレンガが勝利した。
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▼第2試合 ONEアトム級(-52.2kg)ムエタイ 3分3R〇ユー・ヨウ・プイ(中華人民共和国香港特別行政区/KF 1/同級5位)[判定3-0]×マリー・マクマナモン(アイルランド/英国/The Knowlesy Academy)
プイは激闘派女子ファイターとして知られ、2023年2月から『ONE Friday Fights』に参戦。5連勝(3KO)を飾り、10万ドルの本戦契約を勝ち取った。『ONE Fight Night』初戦でララ・フェルナンデスを破るも、2024年8月のエイミー・ピルニー戦でKO負けを喫し、ONE初黒星。続くマルティナ・ドミンチャク戦にも判定で敗れたが、2026年3月にスーパーガールことアンナ・ジャルーンサックを初回TKOに破った。8月、初のキックボクシングルールでKANAと激闘を展開したが判定で敗れている。
マクマナモンは6連勝で2025年3月の『ONE Fight Night 29』にて、ONE初参戦にしてONE女子アトム級ムエタイ世界王者アリシア・ヘレン・ロドリゲスに挑戦もTKO負け。10月の2戦目もセリーナ・フローレスに判定負けで2連敗。今回はそれ以来のONEとなる。ONEバンタム級キックボクシング世界王者ジョナサン・ハガティーを育てた名伯楽クリスチャン・ノウルズの指導を受ける、英国の最高峰2024年ロアーファイティングチャンピオンシップのムエタイ世界王者。
1R、サウスポーのプイは開始と同時に前へ出てワンツーの連打、マクマナモンは首相撲に持ち込んでヒザを蹴るが、プイは掴まれたままパンチを繰り出す。ワンツーのプイにマクマナモンは右ミドルと首相撲からのヒジ・ヒザ。プイも左右のヒジを叩きつける。マクマナモンは打たれながらも首ヒザと右ヒジの連打。
離れるとワンツー、左ボディで前へ出るプイだが、マクマナモンの首相撲に捕まってヒザの連打をもらう。プイは組まれながらもボディとアッパーを連打。離れるとボディを連打するプイだが、すぐに首相撲に持ち込んでヒザを蹴るマクマナモン。ヒジとヒザの波状攻撃を仕掛ける。試合をコントロールしたのはマクマナモンか。
2R、始まると同時にワンツーの連打で前へ出るプイに、マクマナモンは右ミドルから組んでのヒザ連打。さらに縦ヒジ。離れるとプイを右の縦ヒジで迎え撃ち、首相撲からのヒザに持ち込むマクマナモン。外から回して蹴るヒザと直線で突き上げるヒザを使い分ける。
しかし、プイのパンチは止まらない。ショートの距離で右フック、左アッパー。プイの左フックがヒットし、左ヒジも見舞うプイ。マクマナモンの左顔面が血に染まる。消耗してきたマクマナモンに対し、プイの勢いは止まらない。
3R、前に出るプイを右ストレートで迎え撃つマクマナモン。首相撲に持ち込むとプイもヒザを蹴り返す。ワンツーの打ち合いからプイのワンツーがヒット。マクマナモンもワンツーを返して首相撲からのヒザに持ち込む。ヒジを叩きつけるプイ。
ここでプイはボディを攻め始め、右のボディがヒット。マクマナモンが組む前に左右ボディを打つ。プイの連打にマクマナモンはマウスピースを吐き出す。再開直後、マクマナモンの右ストレートがクリーンヒット。プイもすかさず打ち返すが、マクマナモンは首相撲からのヒザに持ち込む。
プイは距離が出来るとヒジを叩きつけ、さらにコーナーで左右フックをヒットさせてマクマナモンをグラつかせた。両者の顔面は腫れあがっていた。
判定は3-0でプイが激闘を制した。
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▼第1試合 ONEフェザー級(-70.3kg)ムエタイ 3分3R〇アリアン・エスパルザ(米国/Sakasit PRS Gym)[1R 2分35秒 KO] ※右フック×サム・フィッツジェラルド(ニュージーランド/Hitman Leegar)
エスパルザはWBCムエタイのナショナル王者。タイに移住し、ムエタイのトレーニングを積んでいる。『RWS』出場を経て、2025年3月の『ONE Fight Night 29』でONE初参戦を果たすもノンタチャイに判定負け。6月の2戦目ではリカルド・ブラボから左フックでダウンを奪っての判定勝ち、3戦目でPTTにKO負けを喫している。“デストロイヤー”の異名を持つ。ショートの距離での左右フック、アッパー、左ボディとコンビネーションを回転させるボクシングテクニックが持ち味。23勝5敗。
フィッツジェラルドはWBCムエタイのニュージーランド スーパーウェルター級王者。191cmの長身を誇る。2026年6月にONE初参戦となったが、体重超過のチャーリー・ゲストにTKO負けを喫している。15勝(12KO)3敗。
1R、エスパルザはサウスポーから左インローを蹴っていき、フィッツジェラルドは右ハイからの右ロー。左ストレートを打って前に出るエスパルザにフィッツジェラルドは右カーフ、右インローを蹴る。 潜り込むようにして左ストレートを打って前へ出るエスパルザに、フィッツジェラルドは右のガードを高く上げて備える。エスパルザの入り際には右ヒジを合わせにいくフィッツジェラルド。
左ストレートから入っていったエスパルザが、ロープを背負って左フックを空振りし横を向いたフィッツジェラルドから右フックでダウンを奪う。ラッシュをかけるエスパルザが顔面とボディへ連打、最後はコーナーへ追い込んだフィッツジェラルドへ右フックを叩き込み、KO勝ちを奪った。