撮影/安村発
キックボクシングフェス.2 GOAT
2026年5月28日(木)東京・後楽園ホール
▼第6試合 KNOCK OUT-BLACKルール 60kg契約 3分3R延長1R
×笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
判定0-3 ※30-27×2、29-27
〇軍司泰斗(TEAM SUERTE/第5代K-1 WORLD GPフェザー級王者)

笠原兄弟の次男・友希はSB日本スーパーフェザー級王者として国内60kgのトップ戦線で活躍し、2025年は「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kgトーナメント」に出場。3月の1回戦でパヌワット・TGTを2RKOで下すと、6月の準決勝でRISEライト級王者・中村寛と対戦。延長Rで敗れる結果に終わったが、大激闘を展開して中村をあと一歩のところまで追い込んだ。

11月大会では『ONE Friday Fights』でも実績を残すマンモスに判定勝利し、再起戦を勝利で飾ると2026年2月にはタリソン“Crazy Cyclone”フェレイラを2RでKOした。戦績は34勝(17KO)5敗。

軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝、2017年9月に第2代Krushバンタム級王座を獲得、2021年12月に第5代K-1 WORLD GPフェザー級王座に就いた。2022年8月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」で優勝。2025年10月にはISKAオリエンタルルール・インターコンチネンタル・スーパーフェザー級王座を獲得している。

KNOCK OUTには2025年6月から参戦し、ヒジ打ちあり、つかみ制限無しのREDルールに挑み、元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者ペットルンルアンを得意の左ボディでKOしたが、8月にゲーオガンワーンに初回KO負け。11月にはセーンサックグンからダウンを奪って勝利も、12月のゲーオガンワーンとの再戦ではリベンジ失敗。戦績は28勝(7KO)8敗1分。

1R、サウスポーの笠原は左インロー、軍司もすぐに右インローを返す。軍司が右ボディストレート、続く右ハイは空振り。笠原がワンツーから左インロー、軍司が右ボディストレートを突き刺すと左三日月を返す。

笠原は左インロー、左ミドルと蹴りを多用。このラウンドは削っていく作戦か。左ハイも軽くヒットさせた。軍司はステップを使って接近していくが、笠原が左ストレートで迎え撃つ。左フックから強引に組んでヒザの軍司。さらに前へ出て行く軍司だが笠原はバックハンドブローを放つ。軍司の圧力には組んで止めてしまう笠原。

2R、左ストレートで飛び込む笠原。軍司は前後にステップを踏み、右ストレート、左フック。笠原は軍司が攻め込むと組んで止めてしまう。離れると左インロー、左ボディストレート、左ミドル。軍司はじりじりと前に出て左フックを狙い、笠原の空振りを誘って右ストレート、左ボディ。これに笠原はバランスを崩す。左アッパー

左右ボディを打った軍司が前へ出ると、笠原は右の蹴りを放とうとしたが、そこへ軍司が右ストレートを合わせてダウンを奪う。畳みかける軍司は左ボディ、笠原は左フックで応戦。

3R、圧をかける軍司は笠原のパンチをかわしながら右フック、左ボディ。笠原はヒザを蹴るが軍司はすぐに右ストレート。前に出る軍司が左ボディ、笠原は左ミドル、左ボディストレート。笠原はロープを背負って誘っての右ストレート、左フック。笠原も左ストレートを返すが、軍司の右ストレートにのけ反る。

軍司は右を打っておいて左ボディ、すぐに右ストレート。笠原を下がらせる。パンチを出しながら追いかけていく軍司。笠原も打ち返すが、すぐに軍司に捕まって連打をもらってしまう。軍司のパワーにロープを背負って押される笠原。軍司の攻勢が最後まで続いた。

判定は3-0で軍司の完勝と言っていい内容。マイクを持った軍司は「前回より盛り上げようと思ったんですけれど、今大会はKO少なかったんですけれど、GOATはTHE MATCHに続くような他団体同士がぶつかり合える場所だと思っているので、僕が出た理由も他団体と出来るからです。でも元々OFGムエタイに転向してやってきて、キックボクシングに戻ることはないと思っていたんですけれど、こういう機会をもらってキックボクシングが1年半ぶりに出来る喜びに感謝したいと思います。GOATは他団体同士がぶつかれると思うので、武尊選手が言っていたように、他の団体も協力し合えばTHE MATCHに続くようなでっかいイベントに出来ると思うのでファンの皆さんも応援よろしくお願います」とメッセージを送った。



