▼第6試合 ONEフライ級(-61.2kg)ムエタイ 3分3R
〇アスラムジョン・オルチコフ(ウズベキスタン/Sport club Shakhriyor/TC Muaythai)
KO 2R 2分06秒 ※左フック
×ジョーダン・エストゥピニャン(コロンビア)


オルチコフは2023年7月から『ONE Friday Fights』に参戦し、タイ人選手を相手に8連勝(4KO)で本戦契約を獲得。2025年10月に本戦デビューを迎え、ゴントーラニーに判定勝ち。23戦無敗(12KO)のレコードを誇る。

エストゥピニャンは2025年1月の『ONE 170』に初参戦し、フレディー・ハガティーから右ストレート、右フックで2度のダウンを奪って勝利した。3月の2戦目もアリ・サルドエフに判定勝ち。9月に陽勇と初のキックボクシングルールで対戦したがTKO負け。プロ10戦目で初黒星を喫した。優れた身体能力からトリッキーに繰り出す攻撃が持ち味。ジョハン・エストゥピニャンとは双子の兄弟。

1R、まずはエストゥピニャンが前へ出て、サウスポーに構えるオルチコフはセオリーとは逆に左へ回り込むと、今度はオーソドックスで右へ回り込む。スイッチを多用するオルチコフは左右のカーフ。エストゥピニャンが蹴ってくると左右フックで前進。オルチコフの右カーフにはエストゥピニャンが右ストレートを合わせに行く。

エストゥピニャンが飛び二段蹴りを放つと、オルチコフも負けじとカカト落としから右ハイ。前に出るオルチコフはコンビネーションを繰り出すが全てブロックされ、最後に右カーフを当てる。エストゥピニャンはオルチコフの蹴り足をキャッチしての右ストレート。右カーフから前に出るオルチコフ。互いの持ち味が出た。

2R、エストゥピニャンのワンツーにオルチコフもすぐにワンツーを返し、サウスポーからカカト落としやハイキックを放つ。前蹴りをかわしたオルチコフの右フックがヒットしてエストゥピニャンは倒れ、これはダウンとならなかったが明らかに効いており、オルチコフが一気にパンチをまとめる。エストゥピニャンは組み付くが、オルチコフは0距離での左フックでダウンを奪う。

ラッシュをかけるオルチコフが左フックの3連打でダウンを追加。エストゥピニャンはガードを固め、右ストレート、左フックでカウンターを狙う。オルチコフは左の攻撃を多用し、最後も左フックの4連打で3度目のダウンを奪った。そしてコーナーに登ると、武尊ばりのムーンサルト。

勝利者インタビューでは「もう相手がいないです。リングで遊んでフィニッシュするだけでした」と余裕のコメント。リングサイドで見ていたアサドゥーラ・イマンガザリエフ(ロシア)と戦いたいかと聞かれると「次はベルトが欲しいです。(みんなが見たいなら誰とでも戦う。でもリスペクトはしている」と、イマンガザリエフとの試合を受けるとした。

U-NEXTの解説を務めていた吉成名高は「ここに士門が加わってくると思います」と、タイトル挑戦者はオルチコフ、イマンガザリエフ、そして士門で争われるようになるいだろうと語った。




