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【UFC】プラテスがマダレナを打撃で猛攻TKO、サルキルドがダリウシュを初回TKOで5連勝、エルセグがエリオットに判定勝ち、ラヒキが9連続フィニッシュ勝利、DWCSスティールがRTUマー・ファンにヒール極める

2026/05/02 17:05
【UFC】プラテスがマダレナを打撃で猛攻TKO、サルキルドがダリウシュを初回TKOで5連勝、エルセグがエリオットに判定勝ち、ラヒキが9連続フィニッシュ勝利、DWCSスティールがRTUマー・ファンにヒール極める

report by Jimura Yunta(C)Zuffa LLC/UFC

 2026年5月2日(土)、豪州パースのRACアリーナにて、『UFC Fight Night: Della Maddalena vs. Prates』(U-NEXTUFCファイトパス配信)が開催された。

UFC Fight Night: Della Maddalena vs. Prates

2026年5月2日(土)17時~
豪州パース/RACアリーナ

▼ウェルター級 5分5R
〇カルロス・プラテス(ブラジル)14勝7敗(UFC7勝1敗)170lbs/77.11kg
[3R 3分17秒 TKO]
×ジャック・デラ・マダレナ(豪州)18勝4敗(UFC8勝2敗)170lbs/77.11kg



 地元豪州パース出身のマダレナは、ラグビーとボクシングを並行後、2016年にMMAデビュー。DWCS2021を経て、22年からUFC8連勝でベラル・ムハマッドからウェルター級王座奪取。2025年11月の前戦でイスラム・マハチェフに判定負けで王座陥落。

 プラテスは15歳でムエタイを始め、2012年にMMAデビュー。25年4月にイアン・ギャリーに判定負けでUFC4連勝がストップも、25年8月にジェフ・ニールに1R スピニングバックエルボーでKO勝ち。25年11月の前戦でレオン・エドワーズを左ストレート&パウンドでTKOに下し、2試合連続パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞。

 ウェルター級5分5R。マダレナ1位、プラテス5位。

 入場した時点でエキサイトして突っかかっていく両者。スタッフに分けられる。プラテスのコールにはブーイング、マダレナのコールには大歓声が送られる。

 1R、両者サウスポーで構える。ガードを下げた構えでステップしながらジャブを出すプラテス。マダレナはガードを固めて圧を掛けていく。ケージを背負ったプラテス。サークリングで逃れる。再び圧を掛けるマダレナにワンツーを打ち込んだプラテス。マダレナは距離を詰めて左ボディをヒット。左を打ち込むプラテス。マダレナはブロッキング。カーフを蹴るプラテスにマダレナもカーフキックを返す。プラテスが詰めてきた。ワンツー。カーフキックからまたワンツーを入れる。

 両手を前に出して挑発するような動きを見せるプラテス。左ミドルを入れる。マダレナがスイッチして出る。ケージを背負ったプラテスにパンチを打ち込む。プラテスがワンツー。さらに顔面にヒザ!詰めてくるマダレナにワンツーを入れたプラテス。マダレナは間合いを詰める。ケージ際でダブルレッグに入るとテイクダウン。しかし残り30秒。下からホールドして凌ぐプラテス。1R終了。

 打撃ではプラテスが押し気味だったが、終盤にマダレナがテイクダウンを奪ったことで2R以降の展開が変わってくるか。

 2R、プラテスのジャブの打ち終わりに左を合わせるマダレナ。プラテスのヒザが顔面にヒットするが、キャッチしようとしたマダレナ。足を引き抜いて離れるプラテス。マダレナがまたタックル。ダブルレッグからテイクダウン。プラテスが背中を向けて立ちに行くと、背中に飛びついてチョークを狙う。しかし勢いがつきすぎて前に落ちた。離れる。また圧を掛けるマダレナに、プラテスはガードの上からパンチを入れる。ケージを背負ったプラテス。プラテスが前に出るタイミングでアッパーを入れたマダレナ。

 ケージに詰めたところからまたタックルに入るが、今度は脇を差して受け止めたプラテス。離れたマダレナ。プラテスがパンチで出る。ガードの上から被弾して下がるマダレナ。コーナーまで詰められた。プラテスがさらにパンチで追い打ち。マダレナがアッパーを入れて下がらせて逃れた。しかしプラテスのカーフキックがヒット。効いて足を引きずるマダレナ。プラテスが詰める。残りわずかでまたプラテスがカーフキック。右足を蹴られてマダレナがダウン気味に倒れたところで2R終了。

 コーナーに戻る際にも足を引きずっているマダレナ。

 3R、カーフを蹴られた足を引いてオーソドックスで構えるマダレナ。プラテスが強烈なワンツーをガードの上から打ち込む。マダレナがタックルに入る。ドライブしてバックに回ったが、ケージ際でクラッチを切って離れたプラテス。強烈な左ミドルをヒット。さらにワンツー。マダレナの顔面にヒザがヒット!

 タックルに入るマダレナだが切られている。プラテスが左ハイ!マダレナ、ダウン!手招きして立たせたプラテス。さらに飛びヒザからヒジ!倒れたマダレナにパウンドを入れたが、離れて立たせる。縦ヒジを振るプラテス。マダレナはもう手が出ない。ケージに追い込むと左のヒジをヒット。離れるとまたカーフキック。マダレナがまたダウン。倒れたマダレナの足を蹴るプラテス。さらに鉄槌の連打。頭を抱えて防ぐだけのマダレナを見てレフェリーが止めた。

 終了後はノーサイドで健闘を称える両者。

 3R3分17秒、TKOでプラテスが前王者マダレナを下す。最後はKOできるチャンスであえて立たせていたように見えた。

 家族をケージに呼び込んだプラテスは、「73歳の祖母・娘ら、家族がブラジルから40時間かけて応援に来てくれたんだ。オーストラリアは第2の故郷だ。次はマハチェフ!ベルトを取りに行くぞ。いつも遠いところまで旅をして戦っているんだ。悲しい気持ちで帰りたくはない。だから勝つんだ。」とコメント。

 相手のマダレナについては「マダレナの打撃は警戒していた。でも俺もストライカーだし、蹴りも得意だから自信を持って戦った。サポートしてくれたみんなに感謝している。この後はパーティタイムだ」とコメントした。

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