▼フライ級 5分3R
〇スティーヴ・エルセグ(豪州)14勝4敗(UFC 5勝3敗)125.5lbs/56.93kg
[判定3-0] ※29-28×3
×ティム・エリオット(米国)21勝14敗1分(UFC 10勝12敗)126lbs/57.15kg
フライ級。エリオット11位、エルセグ12位。
米国のエリオットは39歳。UFC10勝11敗(3一本勝ち)。キャリアでは21勝13敗1分(3KO・8一本勝ち)。フライ級最年長。ギロチンが武器のグラップラーで、スタンドではトリッキーな打撃でTUF24ウィナーで、優勝のご褒美にDJのタイトルに挑戦したのが10年前。その試合でUFCと再契約を果たしてから、ここまで8勝7敗。しかしここ8戦では6勝2敗と、ノーランカーやランク外の相手が続いたこともあり、戦績は上向きとなっている。昨年8月のオーストラリア大会ではRIZINバンタム級王者でUFC2戦目の朝倉海と対戦。1Rはカーフキックで腓骨を折られるなど打撃で押されていたが、テイクダウンを奪ってチャンスを作ると、得意のギロチンで一本勝ちしている。
豪州のエルセグは30歳。UFC4勝3敗(1KO勝ち)。キャリアでは13勝4敗(2KO・6一本勝ち)。パース生まれ・パース育ちの地元ファイター。レスリング・ムエタイ・柔術がバックボーンで、打撃・組みともにレベルが高い。UFCデビューから9か月で3連勝すると、挑戦者が不足していた当時の王者アレシャンドレ・パントージャへのタイトル挑戦に大抜擢。試合決定時には実績不足と批判されたが、4Rまでほぼ互角の内容で渡り合った。5Rを落として判定負けしたものの、大きく評価を上げている。しかしそこからカイ・カラフランスとブランドン・ロイバルに連敗で、UFC戦績が五分まで落ちると、昨年8月の前戦では代役で出場が決まったランク外のオデー・オズボーン相手に1Rにパンチでダウンを奪われ大苦戦。緊急出場のオズボーンが後半失速したことに助けられての判定勝ちで、連敗は止めたものの、内容では復活と言い切れなかった。
オッズはエリオット3.12倍、エルセグ1.40倍。
1R、両者オーソドックス。関節蹴り、バックスピンキックを見せるエリオット。エルセグのジャブに合わせてタックルに。テイクダウンを狙ったが、エルセグがこらえると離れる。さかんにスイッチしながらトリッキーな動きを見せるエリオット。冷静にパンチをヒットさせるエルセグ。エリオットが出るところに右を合わせようとする。前蹴りを腹に入れるエルセグ。詰めてきたエルセグに左フックを合わせるエリオット。スイッチしながら左のダブルを入れたエリオット。今度は左オーバーハンド。エルセグが右をヒット。ジャブを放ちながらニータップを狙ったエリオット。エリオットはバックエルボーを狙う。エリオットが左右のパンチを打ち込んで詰めると、ニータップにつなげてテイクダウン。エルセグは押さえ込ませずに立ち上がり離れた。残り20秒で今度はエリオットがタックルで飛び込んでテイクダウン。押さえ込んだまま1R終了。
トリッキーなエリオットの攻めを捕まえきれていないエルセグ。
2R、スイッチして左右のジャブを突くエリオット。飛び込んでの左フック。さらにバックエルボー。ジャブを突くエルセグ。エルセグはひたすらジャブを当てることに切り替えている。エルセグの逆ワンツーが連続でエリオットの顔面を捕らえる。エリオットはタックルに。テイクダウン。すぐに背中を向けて立ったエルセグ。ケージ際で正対して引き剥がした。エルセグのジャブがエリオットの顔面を捕らえ始めている。エルセグが虚を突いてタックルに。テイクダウン。チョークを狙ったが、前に乗りすぎて股下から抜けられた。その瞬間にエリオットがタックルに。テイクダウンしたが、倒された主観にエルセグは立って離れる。エルセグのパンチが顔面に入り、動きが落ちてきたエリオット。エリオットがタックルでテイクダウン。バックを狙うエリオットだが、エルセグは反転して上になる。エリオットはシングルレッグに切り替えたが、切って離れたエルセグ。2R終了。
ティム・エリオットとフルラウンドを戦い、ユナニマス判定により、地元オーストラリアで勝利を収めたスティーヴ・エルセグ👏#UFCPerth
— UFC Japan (@ufc_jp) May 2, 2026
📺 @UNEXT_fight & #UFCFightPass pic.twitter.com/SCbwYmbu7d
3R、ジャブを突くエルセグ。運動量が落ちているエリオットは、顔面への被弾が増えている。スイッチを繰り返しているが、前半のようにそこからの攻撃がヒットしていない。逆にエルセグのジャブをもらっている。右を打ち込んだエルセグ。エルセグのタックルを切ったエリオットだが、ケージまで下がったところでエルセグのパンチをもらう。ジャブを当てていくエルセグ。エリオットも手を出しているが、ヒットしていない。タックルに入ったエリオット。尻もちをついたエルセグだが、すぐに立ち上がる。エリオットがまたタックルを仕掛ける。切られたところでヒジを入れる。残り30秒。エリオットの最後のタックルも切られた。タイムアップ。
ジュニア・タファが強烈エルボーで豪快KOフィニッシュ✨#UFCPerth
— UFC Japan (@ufc_jp) May 2, 2026
📺 @UNEXT_fight & #UFCFightPass pic.twitter.com/3ipkljzF2I
判定三者ともに29-28の3-0で地元のエルセグが判定勝ち。
勝ったエルセグは、「テイクダウンを気にしていたけど、なんとか切り抜けて対応できた。ホームでの勝利は最高だ。あと2試合、楽しもうぜ」と観客に呼びかけた。



