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【UFC】マハチェフがマダレナを5R完封、ライト&ウェルター級の二階級制覇。シェフチェンコがウェイリーにフルマーク判定勝ち防衛、モラレスが1R TKOでMMA19戦無敗に! プラテスがエドワーズを左ST KO、サン・デニがダリウシュを16秒KO、ニッカルがヴィエイラを左ハイKO、ブランチフィールドがコルテスに一本勝ち

2025/11/16 08:11

▼ウェルター級 5分3R
〇カルロス・プラテス(ブラジル)23勝7敗(UFC6勝1敗)169.6lbs/76.93kg
[2R 1分28秒 KO] ※左ストレート
×レオン・エドワーズ(英国)22勝6敗(UFC14勝5敗)170lbs/77.11kg

 ウェルター級。エドワーズ4位、プラテス9位。

 ジャマイカ出身・イギリス在住のエドワーズは34歳。UFC14勝4敗1NC(3KO・1一本勝ち)、キャリアでは22勝5敗1NC(7KO・3一本勝ち)。2022年8月に、当時アンデウソンのUFC最多連勝記録まで1と迫っていた王者のウスマンのタイトルに挑戦。1Rこそテイクダウンを奪ったものの、2R以降はレスリングで上回るウスマンに押される展開で、判定負けが濃厚な5R残り1分で、左ストレートからの左ハイでウスマンの意識を飛ばし、UFC史上に残る大逆転劇で王座を獲得した。ダイレクトリマッチでも勝利、さらにコルビー・コビントンにも完勝して2度の王座防衛に成功した。しかし、昨年7月の3度目の防衛戦では、ベラル・ムハメド相手にプレスされケージを背負う展開となり、そこからタックルでテイクダウンを奪われ、9年ぶりの敗戦で王座から陥落。さらに今年3月には、地元イギリスでショーン・ブレイディと対戦。1Rに打撃で押されると、2R以降はテイクダウンを許しグラウンドでは一方的に攻められる展開に。最後はギロチンを決められてタップし、まったく良いところがなく終わっている。

 ブラジルのプラテスは32歳。UFC5勝1敗(5KO勝ち)、キャリアでは22勝7敗(17KO・3一本勝ち)。ファイティングナーズ所属で、昨年2月にUFCデビューしてから4連勝・4連続フィニッシュ・4連続パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト受賞の活躍により、2024年のニューカマー・オブ・ザ・イヤーを各メディアで受賞している。フィニッシュのほとんどが左のパンチからによるもの。今年4月に、UFCデビューからの8連勝が止まった元プロスペクトのイアン・マシャド・ガリーと対戦したが、対策されて左ストレートが不発。テイクダウンを奪われる展開で、判定勝ちがほぼ絶望的となった5Rにパンチで猛攻を仕掛けたものの、逃げ切られてUFC初黒星を喫した。8月の再起戦では、ベテランのジェフ・ニールを1Rから積極的にパンチで攻め込み、1R終了間際にバックヒジをヒットさせて快勝。再起に成功している。同門のファイティングナーズ勢は、今年9月にボハーリョ・ルフィ・シウバが立て続けにUFC初黒星を喫しており、一足早く再起したプラテスが流れを断ち切りたいところ。

 オッズはエドワーズ2.64倍、プラテス1.51倍。ここ2戦元気がない元王者エドワーズがアンダードッグに。

 1R、両者サウスポー。カーフを蹴るエドワーズ。プラテスもカーフ、インカーフを蹴る。牽制の蹴り合い。エドワーズがタックルに入る。四つで組み止めたプラテスがケージを背負ってこらえる。押し込みながらヒザを入れるエドワーズ。足を踏む。レフェリーは動きがないと見てブレイクをかける。プラテスがガードを下げて圧を掛ける。テンカオ。さらに左ストレートを入れた。エドワーズはまたタックルに入る。今度は両足を束ねてテイクダウン。背中を向けて立ちに行くプラテスに両足をフックして背中に乗ったエドワーズ。残り1分。エドワーズの左腕を2オン1で掴むプラテスに、後ろから右腕で殴るエドワーズ。足のフックを解除したエドワーズが降りると、すぐに外掛けでテイクダウン。再びバックにつく。残りわずかでバックマウントからチョークを狙うが、ディフェンスするプラテス。1R終了。

 2R。カーフを蹴るプラテス。もう一発カーフを出したところに左フックを当てたエドワーズ。さらにカーフを蹴ると、エドワーズの足が流れる。プラテスが左フック。ジャブ、ボディへのヒザをヒット。エドワーズがオーソにスイッチするが、そこに詰めたプラテスの左ストレートがアゴにヒット! エドワーズ仰向けにダウン! パウンド! KO!

 2R1分28秒、プラテスKO勝ち。

 プラテスは試合後のインタビューで、「ニューヨークのみんな、元気か? ありがとう、本当に感謝してる。初めてのニューヨークで、君たちのおかげでホームのような気持ちになれた。またここに戻ってくるのが待ちきれないよ。ありがとう。君たちは最高だ。それに俺は世界貿易センター級で一番面白い男だと思う。だから誰かが重要な時に俺をグラップリングしようとしても、考えないんだ。君たちは何のためにチケットを買った? 血まみれの激しい戦いのためだろ。(UFCで初めてレオン・エドワーズをノックアウトした男となったことは、君にとって大きな勝利だ。しかも、たった一発のパンチでそれを成し遂げたのだから)この相手との試合のために、俺はとても多くのトレーニングを積んできた。メイン(のウェルター級タイトルマッチ)の勝者とフェイスオフしたい」とコメントした。

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