神龍誠「(扇久保に)家族のこととか言われたらさすがにキレる」
──試合を終えた率直な感想をお聞かせください(※試合リポート)。
「うん、まあ、完璧なんじゃないですかね、内容的に。しっかり1Rでフィニッシュするっていう有言実行ができて良かったです」
──対戦相手のズールー選手と実際に戦った印象を教えてください。
「最後まで諦めないで、あの(キムラロックの)体勢で本当に根性あるなって思いました」
──試合が終わった後には扇久保博正選手をケージの中に呼び込まれ、やり取りがありました。あれの感想を教えてください。
「感想?(笑)まあでもやっぱり、あんだけやった方が盛り上がるんじゃないですか。別に演技でやってるわけじゃないし、本当に嫌いだし。ここでしっかりチャンピオンぶっ倒して僕が新しい時代作るんで、応援よろしくお願いします、って感じです」
──その後に榊原代表から試合決定という話がありましたが、次の目標はチャンピオンになると?
「そうっスね。6月、僕の地元でチャンピオンになります」
──「春ズールー」など色々言われてましたけど、神龍選手の方が圧倒的に強かったです。
「前もこんな時期だった気がするな、その扇久保とやったときもイ・ジョンヒョンも」
──神龍選手の一本勝ちは3年前に北方大地選手で、2年前にイ・ジョンヒョン選手で、去年は山本アーセン選手。春には一本勝ちが多いという。
「アーセンさんは7月っスよ」
──失礼しました。ただ、そういう時期に強いという傾向ですよね。
「花粉症なんですけどね、しっかり花粉症対策できました」
──6月、仙台。まだ春ですよね。
「そうですね、じゃあハーフ春くらいな。しっかり極めます」
──2年前に扇久保選手と戦われてますが、拳を交えて分かる部分があったかなと思いましたが、今は2前より嫌いですか?
「嫌いっスね。もっと嫌いになりました。試合してもっと嫌いになりました」
──試合後にコミュニケーションは取ってますか?
「取らないっすね。たまに裏で肩ポンポンしてくるんですけど、僕、無視します」
──地元仙台でのタイトル戦というのは思い描いていたプランですか?
「そうっスね。本当最高のプランじゃないですかね。本当に僕がいろんな挫折を経てアメリカ修行に行って、最後は地元でチャンピオンになるっていう。めっちゃいい形だなって、取るしかないっしょって思ってます」
──そのために今日の試合は勝ち方も問われていたと思いますが、イメージ通りでしたか?
「(勝ち方)求められていましたね。一番いいAプランでハマった感じです。アップでもアームロックも取れるかなと思って直前で練習したりしていました」
──試合まで2カ月を切っていますがここからのプランは?
「この後のプランはチームで話し合いたいですね。アメリカに行くと時差で最初の1、2週間は調子悪いんですよ。で、また戻ってきて時差もあるので。日本で何を強化するか、アメリカ行くかは、期間が短いからこそ慎重に決めたいです」
──マイクについてですが、扇久保選手を呼び込んだ時点で、あんな風な流れは望んでいなかったようでしたが、やりとりの中で神龍選手の顔色も変わったようでした。当初はどういうマイクになるつもりでしたか?
「マイクの内容までは考えてないです、さすがに。タイトルマッチやりたいっていうのはあって。前回もちゃんと僕は扇久保先生と立てたじゃないですか。で、なんでケンカみたいになったかといえば向こうが仕掛けてきたから、じゃあ俺もってなっただけです。あっちには家族がいるじゃないですか。そこを言ったら扇久保博正という人を悪くしてしまうから避けていたのに、向こうは父親のこととか。家族のこととか言われたらさすがにキレるっすよね、僕も。じゃあふざけんなよ、みたいな」
──今日も2年前のこと言われなかったら、違いましたか? 同じように(ATTの)便所うんぬんと持ち出されて顔色が変わったと思います。
「マジしつこいなと思ったんですよ。なんだよ、トイレ掃除、トイレ掃除って、しつこくないですか? あれ面白いですか?」
──ファンはウケてましたね。
「ファンがウケてたなら、じゃあ、いいんじゃないですか(笑)」
──出入りがあって、相手の蹴り足をキャッチしてテイクダウンした場面ですが、あれは相手の蹴りがくること、それを掴むことを想定していましたか?
「いや体が反応しました。ちゃんと打撃を見せないと組めないので、しっかり打撃やる中で反射的に『いける』と思って組みました」




