MMA
インタビュー

【RIZIN】『vs.世界』第2弾は3勝5敗1NCで日本が負け越し。勝者と敗者は何を語ったか

2026/04/16 16:04

堀江圭功「15分間ずっと集中し続けるつもりだった」

──試合を終えた率直な感想をお聞かせください(※試合リポート)。

「結果として勝てて最高ですね。で、修正点もいっぱい見つかったんで、もう勝って修正ってのがもう最高なんで嬉しいスね」

──対戦相手のパトリッキー・ピットブル選手と実際に戦った印象を教えてください。

「やっぱり思ってた通りパワフルで圧力があるファイターだったなっていう風に、戦ってみても思いましたね」

──さきほど反省点もある、ということでしたが、判定勝ちしました。試合を終えたばかりですが今後の目標・展望を教えてください。

「戦う相手、一人ひとりにしっかり勝っていって、そのたびに自分が強くなれて、目標を一つひとつ達成していけたらと思います」

──地元開催のRIZINで見事勝利できました。応援は聞こえましたか?

「応援、そうですね、やっぱり聞こえましたね、嬉しかったっスね」

──では会場やPPV、あとはパブリックビューイングで応援してくださった皆さんに是非一言メッセージをお願いします。

「本当に、自分のことを応援してくれてるみんなには本当にいつも感謝してます。本当にありがとうございます」

──15分間、しばきあい、フルラウンド戦い抜いてみていかがでしたか。

「そうですね。もう試合前から思ってたんですけど、今回の試合は特に集中力を切らしたら、ちょっと持っていかれるなっていう試合だったんで、もちろん、KOする気もあったんですけど、それがKOじゃなかったら、15分間ずっと集中しきるっていう風に思ってました」

──そういう練習をしてきたことがしっかりとケージで出せましたか。

「そうですね。出せた部分、出せなかった部分がありましたね」

──堀江選手のパンチはかなりパトリッキー選手に当たっていましたが、堀江選手の顔は傷がそんなに傷はないように見えます。あまり被弾はしていない、という感覚ですか?

「そうですね。めちゃくちゃ効いたようなパンチとかはなかったスね。1回ちょっとバランス崩し気味の時はあったですけど、それ以外は問題なかったですね」

──ポイントゲームじゃないですけど、判定になった時、自分が行けるな、みたいな感覚とかっていうのは冷静にありましたか?

「ずっとありましたね」

──最後の1分といいうところでのタックルがすごく印象的で会場も湧いていました。あそこは本能的なのか、それともチャンスがあれば狙っていたのでしょうか。

「作戦として行けたら行こうかなっていう感じで、決め切ってはいなかったんですけど、行けたら行こうかなと思って、練習の時からタックルをちょっとやるようには意識してたんですけど、もう試合になってみてそれは決めようっていう風に思ってて、だから狙ってたっちゃ、狙ってたけど、本能的な部分もありましたね」

──このあとは祝勝会ですか?(※試合直後は脳のダメージもあり推奨できない)

「そうですね、最高の酒を飲みます」

──2日前インタビューでは、パトリッキー選手とも試合終わったらビール飲みたい、と。試合後の今、その考えはいかがですか?

「もう自分は別に大丈夫です。ただ自分からこう『飲みに行こうぜ』と誘うのもアレなんで。自分としては、パトリッキー選手はあんまり関わりはないし、日本語しか自分は喋れないんで分からないですけど、なんかいい人そうな感じがするんで、色々見てて。だからこう、一緒に飲みたい気持ちも、あるはありますね」

パトリッキー・ピットブル「30-27は違うと思う」

──試合を終えた率直な感想をお聞かせください。

「この前戦った時よりはいい戦い方ができたと思っています。残念ながら勝つことはできませんでしたけど、バランスの取れた試合だったと思います。スタンドでもグラウンドで特にあのドミナンスというのに差はそんなになかったと思いますし、バランスの取れた試合だったのではないかと思います」

──対戦相手の堀江選手のファイターとしての印象を教えてください。

「とても強い選手だと思っています。まだ若いですし成長段階にあると思います。このスポーツは常に学びの続きです。経験がモノを言う時もあるのですが、いつも上手くいくわけではないのですよね。なので、堀江選手は、日本の将来を担ういい選手だと思います」

──判定の瞬間、ご自身に1票が入って、それから堀江選手が2票と割れました。結果についてはどのように思っていますか?

「1人のジャッジが(堀江に)30-27というスコアを出したんですけれども、その人は試合をよく見ていなかったのではないかと思います。全部のラウンドで彼が勝ったということになるので、それはちょっと違うんじゃないかと思います」

──試合を終えたばかりですが、今後の目標・展望を教えてください。

「まだRIZINでの契約が残ってるので、また戦いたいと思っています。もう今はナタウに帰って練習をすぐに始めたいです。また強くなって戻ってきたいです。いつも自分がやってることなんですけど、自分は格闘家として生まれてるので、練習を続けるだけです。休みとかはなくすぐに練習を始めたいです。ちょっと家族に会って落ち着いて、それからまた戻ってきたいと思います」

──30-27のジャッジ1人に疑問を呈していました。判定トータルでご自身が負けたということについては納得していますか?

「ジャッジが決めたことなので納得はしていますが、自分が勝つんじゃないかという希望は持っていました。3R目に行く時に自分は1、2Rは勝ってると思ってました。ですが、試合後にチームやマネージャーと話した時に言われたのが、1Rと3Rはパトリッキーが勝っていたと思うと言われたんですね。見ていたチームの人たちに。なので人によって見方が違うので何とも言えないんですけれども、30-27は違うと思います。

 RIZINは本当に素晴らしい団体でどんどん大きくなって素晴らしい団体になってると思うんですけれども、ジャッジの人はもう少し勉強して欲しいと思います。今回は『日本対世界』というテーマで打ち上げられていましたが、日本贔屓にするようなことはあってはならないと思っています。ですからジャッジの人はもうちょっと勉強して欲しいと思います」

──結果は敗れてしまいましたが、15分間の殴り合いは会場がすごく大興奮してました。そういうファイトが堀江選手とできたということについての満足感はありますか。

「自分はもう歳を取ったとか、もう自分は衰えてるんじゃないかっていう人がいるかもしれないんですけれども、自分はつまらない試合を見せたことは一度もないですし、これからもつまらない試合は見せたくないと思います。今日は彼が勝ちました。自分は負けてしまいましたけれども、彼にとっても簡単な試合ではなかったはずです。なので、そういう試合を常にアグレッシブに戦う姿というのを見せたいです。つまらなかったですか? 今日の試合(笑)」

──試合前のインタビューで堀江選手とビールを飲みたいというような話がありました。

「ビール! ビール! ビール!(笑)」

──試合後にこのインタビュールームに先に来た堀江選手もビールを飲みたいと。

「もちろん行きたいです。試合後も彼の控室で挨拶した時に『飲みに行こう』という話になりました」

──また日本での戦いを楽しみにしています。

「アリガトウゴザイマス」

──数時間前、日本時間午前中に弟のパトリシオもUFCで負けてしまいました。2人揃って負けてしまったことで直接話したり、今後に向けて思っているところはありますか。

「少し弟と話しました。弟に言われたのは、彼の負けが自分の試合に左右するような影響をしないで欲しいという言葉をかけられて『そんなことはない』と、『自分は絶対に勝ちに行くし、強く行って戦略通り勝つよ』という会話をしました」

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