▼セミファイナル(第8試合)-80kg契約 3分3R延長1R
〇谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krushクルーザー級王者)
KO 3R 1分27秒 ※レフェリーストップ
×ジュリオ・セザール・モリ(ブラジル/Brazilian Thai/team Mori)

谷川は空手で第1回&第3回真正会全日本選手権大会重量級優勝など数多くの実績を残し、2017年5月にキックボクシングでプロデビュー。2020年3月よりK-1 GROUPに参戦すると2021年7月の「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」、2022年4月の「K-1無差別級トーナメント」でいずれも準優勝。8月にはK-Jeeとのクルーザー級日本最強決定戦で勝利した。

ミドル級まで階級を下げて臨んだ2024年3月の「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」準決勝でブハリ亜輝留に敗れると、8月にはクルーザー級に戻りRUIを初回KO。2025年5月、山口翔大を延長戦で破り第3代Krushクルーザー級王座に就いた。9月のK-1でレダ・ゼイディにKO負け。戦績は14勝(6KO)11敗1分。

モリはFIGHT DRAGON -80kg王者、元S-BATLLEヘビー級王者の42歳。2021年3月にK-1初参戦で神保克哉に判定負けも、11月のKrushではブハリ亜輝留を右フック一撃でマットに沈めた。2022年4月、松倉信太郎に判定負け。11月のKrushでブハリ亜輝留にリベンジを許して以来、K-1グループには約3年2カ月ぶりの登場となる。戦績は12勝(8KO)11敗。

1R、谷川の右カーフからスタート。モリの蹴りを空振りさせての右ミドル、右ロー。サウスポーになった谷川は左ミドル2連打。左ミドルからの右ロー、さらに押しての右ロー。右カーフでは快音を響かせ、左ミドルハイも2発蹴る。前に来るモリへ右ミドルを見舞い、すぐに回り込む谷川。ほぼワンサイドの展開に。

2R、前蹴りでモリの出鼻を挫く谷川。モリが前へ出てくるとサークリングする。右カーフ2連打、左ローからの右カーフ、そして左ストレート。谷川の右カーフにワンツーを打つモリだが、谷川の右ミドルハイで大きくバランスを崩す。右ハイ、右ミドル2発、右ストレート、右カーフ、左ミドルとほぼ一方的に蹴る谷川。モリの右フックをかわして左ハイを狙う。

3R、谷川の右ストレート、左フックがヒットするとモリが前に出てくるが、そこへ谷川が右フックの連打でダウンを奪う。左ボディから左フック、そして右フックの連打で2度目のダウン。

さらに右フックで畳みかけると、モリはガードするのが精一杯の様子でレフェリーがストップした。

谷川はマイクを持つと「ベルト獲ったもののみんなの信頼を失ったので、自分がK-1を背負うとかどうとか言えないと思うんですけれど、重量級で活躍できる日本人は僕しかいないと思うので、K-1を背負えるように強くなっていきます。気持ちが折れかけたんですが、みんなの声援で勝つことが出来ました」と語った。
試合後、宮田充Krushプロデューサーは80kg級新設の可能性について「現状100%無い。争いがあっての王者なので、谷川がいい結果を出したけれど、現状他に80kgの選手がいない。王座を決める必然性がないと思っている。谷川は契約体重で誰かと試合を組む。誰かが名乗りを上げてくれればそれはそれでいい。あと海外にも80kgで谷川の起用がないかとアプローチは出来る。80kgのベルトを作るのはないですね。決まったら防衛戦のストーリーを描けなければ王座を決めるのは無意味。現状でそれは考えてないです。谷川は80kgで調子が良さそうだし、どんどん試合は作っていきたい」と話している。




