【プレリム】
▼ミドル級 5分3R
〇ボー・ニッカル(米国)8勝1敗(UFC5勝1敗)185.8lbs/84.28kg
[3R 2分24秒 KO] ※左ヘッドキック
×ホドルフォ・ヴィエイラ(ブラジル)11勝4敗(UFC6勝4敗)186lbs/84.37kg
ミドル級。Tapologyのランキングでは70人中ニッカル37位、ヴィエイラ33位。
ニッカルは29歳。UFC4勝1敗(1KO・2一本勝ち)、キャリアでは7勝1敗(2KO・4一本勝ち)。UFC6戦目で初めてプレリムでの出場となる。レスリングエリートで、大学時代はNCAA D-1を3度制覇。2021年の東京五輪出場権を賭けた米国予選決勝でのちに金メダルを獲得したデイヴィッド・テイラーに敗れ出場を逃すと、翌年MMAプロデビュー。4戦目でUFCデビューしてから3連続フィニッシュ勝利を含む4連勝をあげたものの、ランカー初挑戦となる5月のライニアー・デ・リダー戦では、1Rに組みの展開で消耗すると、2Rに腹へのヒザでダウンし、KO負けでキャリア初黒星を喫している。今回が再起戦。
ブラジルのヴィエイラは36歳。UFC6勝3敗(5一本勝ち)、キャリアでは11勝3敗(1KO・9一本勝ち)。柔術世界王者で、寝技は強いが、テイクダウンと打撃は強くないため、グラウンドに持ち込めないと苦戦を強いられることが多い。UFCでの6戦すべてが大会場での試合となるニッカルに対し、ヴィエイラはコロナ禍の初戦が大会場での試合だった後は、6戦連続でAPEXでの試合。今回、4年ぶりにアリーナでの試合となる。
オッズはニッカル1.43倍、ヴィエイラ2.90倍。ニッカルは、ちょうど1年前に寝技が強いポール・クレイグと対戦した際には、接触を避けて距離を取っての打撃戦に終始し、勝ったものの大ブーイングを浴びる試合となったが、そこから成長が見られるか。
1R、サウスポーのニッカル、オーソドックスのヴィエイラ。ジャブを入れたニッカル。左ミドル。ニッカルが組み付いてバックに回ると抱えあげて投げた。バックに回り右のパウンド連打。立ち上がるヴィエイラの頭部にヒザを入れる。正対したヴィエイラが入れ替えてテイクダウンを狙うがこらえるニッカル。ニッカルのハイをかいくぐってタックルに入ったヴィエイラだが、ニッカルがギロチンに捕らえる。下になりディフェンスするヴィエイラ。ニッカルが放すと背中を向けて立ち上がる。離れた。ジャブを突くニッカル。三日月蹴り。残り1分。ヴィエイラが間合いを詰めるが、先にニッカルの打撃をもらう展開が続く。1R終了。
#VeChain #UFC322 Official Result: Bo Nickal (@NoBickal) defeats Rodolfo Vieira via KO at 2:24 of Round 3.
— UFC News (@UFCNews) November 16, 2025
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2R、ヴィエイラが右フックをヒット。ニッカルは左ミドルを入れる。左フックからまた左ミドルを入れる。ヴィエイラがパンチの手数を増やしてきたが、打撃戦ではニッカルに余裕が見える。ジャブで削るニッカル。ヴィエイラがタックルに入るが、ニッカルはケージを背負うと、差された腕を小手に巻いてこらえる。離れた。ニッカルが右をヒット。さらに左オーバーハンド。ぐらついたヴィエイラ。ニッカルが蹴りを放った際にスリップしたが、すぐに立ち上がる。ヴィエイラタックル。がぶったニッカル。2R終了。
STATEMENT MADE 😮💨@NoBickal with a HUGE head kick KO in round 3! #VeChain #UFC322 pic.twitter.com/sCo6AozOXE
— UFC (@ufc) November 16, 2025
3R。ジャブを放つニッカル。間合いに入れさせない。ヴィエイラが飛び込んでパンチを出そうとすると、バックステップで距離を外す。見合いでブーイングが飛ぶが、ニッカルの左ハイがビッグヒット!もらったヴィエイラが仰向けにダウンしKO!
3R2分24秒、ニッカルKO勝ち。
プレリムを締めくくったボー・ニッカルのヘッドキックノックアウト💥🤯
— UFC Japan (@ufc_jp) November 16, 2025
👊 #VeChain #UFC322
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ニッカル復活の勝利。左ミドルを何度も打ち込まれたヴィエイラの腕のガードが下がったところに左ハイを入れた。
試合後、ニッカルは「これがスポーツの醍醐味さ。子供の頃から何度も負けてきた、いつも痛い目に遭ってきた。でも俺は必ず立ち直る。このために生きているから、戦い続けるんだ。この仕事が大好きだ。世界で一番楽しい仕事だ。早く家に帰って妻と二人の息子に会いたいよ。ESPNで放送中だから汚い言葉は使えないけど、クソったれどもめ。ブーイングしたかと思えば応援するなんて。どっちか決めろよ。俺を愛するか憎むか、選べ。
(みんな君の才能を知っているから、どんなパフォーマンスでも、期待通りにいかなければ観客はブーイングする)正直言うと、俺もちょっと燃えちゃうんだ。でも、それがいいんだよ。最高さ。君たちが応援してくれようがブーイングしようが、どうでもいい。見てくれて、俺が楽しめたんだから、どっちでも構わない。
(でも明らかに、あの敗戦が火をつけたんだろ?)ジョー。変な話だけど、初めての敗北を喫したことで、これまでのどんな勝利よりも自分を信じる力が湧いたんだ。今夜の試合は、その証だ。既に積み上げてきたものの結果に他ならない。今こそそれを披露する時だ。人々が気づいていないのは、俺が5歳の頃から格闘技に人生を捧げてきたってことだ。ただ毎日練習に来て、形だけこなすような献身じゃない。俺は狂ったように努力を積み重ねてきた。普通の人なら一生かけても到達しないレベルを、俺はたった一日で記録したんだ。でも何より、ここでショーを繰り広げるのが好きなんだ。さっきも言ったけど、試合後は家族に会えるのが楽しみだ」と語った。



