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【UFC】マハチェフがマダレナを5R完封、ライト&ウェルター級の二階級制覇。シェフチェンコがウェイリーにフルマーク判定勝ち防衛、モラレスが1R TKOでMMA19戦無敗に! プラテスがエドワーズを左ST KO、サン・デニがダリウシュを16秒KO、ニッカルがヴィエイラを左ハイKO、ブランチフィールドがコルテスに一本勝ち

2025/11/16 08:11

【メインカード】

▼ウェルター級 5分3R
〇マイケル・モラレス(エクアドル)19勝0敗(UFC7勝0敗)※UFC7連勝 170.6lbs/77.38kg
[1R 3分27秒 TKO] ※右オーバーハンド→ラッシュ
×ショーン・ブレイディ(米国)18勝2敗(UFC8勝2敗)※UFC3連勝でストップ 169.4lbs/76.84kg

 ウェルター級。ブレイディ2位、モラレス8位。この試合の勝者が次期タイトル挑戦者となることを、ダナ・ホワイトが明言している。

 ブレイディは32歳。UFC8勝1敗(4一本勝ち)、キャリアでは18勝1敗(3KO・6一本勝ち)。もともとは柔術ベースのグラップラーだったが、UFCで戦ううちに打撃も向上。3月の前戦は元王者レオン・エドワーズ戦で、エドワーズの敵地イギリスでの試合だったが、1Rにハイペースに打撃を打ち込み、スタンドの展開でも優位を作ると、2R以降はテイクダウンしたブレイディがグラウンドで圧倒する展開となり、4Rにマウントからのギロチンで一本勝ち。しかしエドワーズの元気の無さも目に付く試合だったので、これがそのままブレイディの実力かどうかはわからない。

 エクアドルのマイケル・モラレスは26歳。UFC6勝0敗(4KO勝ち)、キャリアでは18勝0敗(13KO・1一本勝ち)。レスリングとムエタイでエクアドル王者となっている。UFC参戦当初は、打撃に威力がありながらも、ディフェンスの甘さも見られた。昨年8月に、ベテランでランカーの門番・ニール・マグニーと対戦し、タックルからスタンドバックを奪われた体勢からバックヒジでダウンを奪い、後は常に上のポジションをキープしながらパウンドを打ち込み、1RKO勝ち。今年5月の前戦は、元タイトル挑戦者のギルバート・バーンズとの対戦で、柔術世界王者バーンズ相手にテイクダウンを奪われたところから瞬時にリカバリー。パンチのラッシュを打ち込み、ランカーを2試合連続で1RKOしている。しかしバーンズは3連敗中で調子を崩している状態だったことを割り引く必要があるかもしれない。

 オッズはブレイディ1.77倍、モラレス2.10倍。昨年から今年にかけて、無敗ファイターが初黒星を喫するケースがUFCでは多いが、キャリア無敗のモラレスが若干のアンダードッグ。

 1R、両者オーソドックス。中央で構えるモラレスの回りをサークリングするブレイディ。ジャブを突くモラレス。タックルを警戒した低い構えからジャブを出していく。ワンツーで出たモラレスに距離を取るブレイディ。モラレスのパンチが入り動きが止まったブレイディ。詰めてクリンチからアッパー。組んでしのごうとしたブレイディだが引き剥がしたモラレス。再びアッパーで飛び込むモラレス。右オーバーハンド。ブレイディがタックルを見せたところで右のダブルを入れるモラレス。ガードを下げたモラレス。右オーバーハンドから返しの左をヒットさせるモラレス。さらに右アッパーから左を打ち込むとヒットしてブレイディダウン! パウンド連打! レフェリー止めた!

 1R3分27秒、モラレスKO勝ち。これでデビュー以来19連勝。

「ヘイ、ボス、ディナ。ニューヨーク、愛してるぜ。ここにいるエクアドル出身のみんな、ラテンアメリカ出身のみんな、ニューヨーク出身のみんなへ。彼は俺にすごく親切にしてくれた。これは母さんへのものだ。母さん、ここから見えるよ。あなたがいるから俺はここにいるんだ。愛してるよ。相手はウェルター級の屈強な選手だと分かっていた。コーチ陣は『重心を低く保て』と指示した。ノックアウトを狙うタイプだからな。少し規律に欠けたが、戦略は成功したと思う。観客も試合を楽しんだはずだ」と語った。

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