▼第8試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R
〇稲井良弥(TARGET大森/同級3位、ISKAオリエンタルルール日本スーパーウェルター級王者)
KO 2R 2分59秒 ※3ノックダウン
×シンパヤック・ハマジム(タイ/HAMA・GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級2位)
稲井は17勝(12KO)2敗1分でひとつの引き分けを挟んで9連勝中。シンパヤックは142勝(49KO)46敗7分。RISEでの過去2戦はミドル級で行っていたが、今回はウェルター級での試合となった。

1R、サウスポーのシンパヤックに右カーフを思い切り蹴り、豪快にフックを振り回す稲井。シンパヤックはワンツーと左インロー。稲井が右ミドルから左フックを大きく回してヒットさせるが、シンパヤックはテンカオを2連発、さらに左ミドル。

左インローを徹底して蹴るシンパヤック。稲井はその左インローをもらいながらも左右フック。距離をとるシンパヤックが強い左ミドルを2発蹴る。

2R、シンパヤックが左フックを打とうとしたところに稲井がフルスイングした右フックがクリーンヒット。シンパヤックは吹っ飛んでダウン。一度は足がもつれたが立ち上がる。左ミドルから左ストレートを打つシンパヤック。この左ストレートが稲井の顔面を捉えるが、稲井は左右フックを振り回す。
右ボディから左フックを叩き込むと、シンパヤックは2度目のダウン。稲井の左フックをよくもらうシンパヤック。左ミドルを蹴っても稲井はかまわず前へ出て右フックを連打。これにシンパヤックが両手を着き、稲井が豪快KO勝ち。

稲井はマイクを持つと「伊藤会長、メイソンに挑戦させてください。次、僕絶対にチャンピオンになるので」とアピールした。
大会総括で伊藤隆RISE代表は「メイソンは拳を怪我していると聞いたので、状況を見ながらタイトルマッチを決めたいと思います」と、稲井の次期挑戦にGOサインを出した。


