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レポート

【RISE】大﨑孔稀が最終回にKO勝ちで課題クリア、志朗に王座戦での対戦を要求!木村ケルベロスが24秒でKO勝ち「YA-MAN、戦ってくれる?」、奥山雅仁が1位・髙橋聖人を破る、鈴木宙樹が山口裕人をダウンさせ判定勝ち、豪快フックで稲井良弥がシンパヤックをKO、伊東龍也が翼からダウン奪う判定勝ち、17歳の山田貴紀が松下武蔵を破る番狂わせ、第1試合の金沢vs.咲良から熱闘で盛り上がる!

2025/11/09 17:11

▼第9試合 ライト級(-63kg)3分3R
×山口裕人(道化倶楽部/WPMF世界スーパーライト級暫定王者)
判定0-3 ※27-30×2、26-30
〇鈴木宙樹(RIKIX/第2代REBELS-BLACK 60kg級王者)


 山口は29勝(18KO)24敗1分で、YURAとケルベロスに連敗中。鈴木は今回がRISEに初参戦、15勝(9KO)3敗。2023年6月のRIZINでは梅野源治をKOしている。


 1R、右カーフと左ミドルを蹴る山口に、鈴木はジャブと右カーフ。山口は右フックから左フックを大きく振り、左ボディを打つ。大きなフックを振り回す山口にジャブを突く鈴木、山口は左ミドルも蹴る。


 鈴木が左三日月を突き刺すと、山口は得意のバックハンドブローも空振り。


 2R、右カーフの蹴り合いから左右フックを振って左ミドルを蹴る山口。鈴木は左ミドル、ジャブから右フック。山口は左右フックを空振りすると、バランスを崩しながらもバックハンドブローを放つ。


 独特な軌道かつ右と左で軌道が違う大振りのフックの山口。鈴木はテンカオを突き刺し、左フック、右ストレートをヒットさせて山口をフラつかせる。


 3R、笑顔でコーナーを出た山口。鈴木の右フックにフラつきながらも左右フックを叩きつけ、鈴木は左三日月とジャブ。鈴木はテンカオを突き刺すが、山口は下がらず左右フックと左右ボディを打つ。ワンツーをもらった山口はガードを固めるが、そこへ鈴木がヒザ蹴り。ここで鈴木がワンキャッチで3発のヒザを蹴ってしまい試合中断。警告に。


 再開後、鈴木の右飛びヒザに大きくふらついた山口。左右フックを振り回してどんどん前へ出ていくが、鈴木の的確な右ストレート、ヒザをもらう。それでも前へ出る山口だったが、鈴木の右フックをもらってフラつきダウンを奪われる。右フックを強振して逆転を狙う山口だが、鈴木のブロックは固く試合終了。


 判定3-0で鈴木がRISE初陣を勝利で飾った。鈴木はマイクを持つと「自分の中では反省点がたくさんある試合でしたが、次につなげて、次はしっかり倒してRISEらしい試合をしたいと思います」と語った。

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