▼第9試合 ライト級(-63kg)3分3R
×山口裕人(道化倶楽部/WPMF世界スーパーライト級暫定王者)
判定0-3 ※27-30×2、26-30
〇鈴木宙樹(RIKIX/第2代REBELS-BLACK 60kg級王者)

山口は29勝(18KO)24敗1分で、YURAとケルベロスに連敗中。鈴木は今回がRISEに初参戦、15勝(9KO)3敗。2023年6月のRIZINでは梅野源治をKOしている。

1R、右カーフと左ミドルを蹴る山口に、鈴木はジャブと右カーフ。山口は右フックから左フックを大きく振り、左ボディを打つ。大きなフックを振り回す山口にジャブを突く鈴木、山口は左ミドルも蹴る。

鈴木が左三日月を突き刺すと、山口は得意のバックハンドブローも空振り。

2R、右カーフの蹴り合いから左右フックを振って左ミドルを蹴る山口。鈴木は左ミドル、ジャブから右フック。山口は左右フックを空振りすると、バランスを崩しながらもバックハンドブローを放つ。

独特な軌道かつ右と左で軌道が違う大振りのフックの山口。鈴木はテンカオを突き刺し、左フック、右ストレートをヒットさせて山口をフラつかせる。

3R、笑顔でコーナーを出た山口。鈴木の右フックにフラつきながらも左右フックを叩きつけ、鈴木は左三日月とジャブ。鈴木はテンカオを突き刺すが、山口は下がらず左右フックと左右ボディを打つ。ワンツーをもらった山口はガードを固めるが、そこへ鈴木がヒザ蹴り。ここで鈴木がワンキャッチで3発のヒザを蹴ってしまい試合中断。警告に。

再開後、鈴木の右飛びヒザに大きくふらついた山口。左右フックを振り回してどんどん前へ出ていくが、鈴木の的確な右ストレート、ヒザをもらう。それでも前へ出る山口だったが、鈴木の右フックをもらってフラつきダウンを奪われる。右フックを強振して逆転を狙う山口だが、鈴木のブロックは固く試合終了。

判定3-0で鈴木がRISE初陣を勝利で飾った。鈴木はマイクを持つと「自分の中では反省点がたくさんある試合でしたが、次につなげて、次はしっかり倒してRISEらしい試合をしたいと思います」と語った。


