キックボクシング
レポート

【RISE】大﨑孔稀が最終回にKO勝ちで課題クリア、志朗に王座戦での対戦を要求!木村ケルベロスが24秒でKO勝ち「YA-MAN、戦ってくれる?」、奥山雅仁が1位・髙橋聖人を破る、鈴木宙樹が山口裕人をダウンさせ判定勝ち、豪快フックで稲井良弥がシンパヤックをKO、伊東龍也が翼からダウン奪う判定勝ち、17歳の山田貴紀が松下武蔵を破る番狂わせ、第1試合の金沢vs.咲良から熱闘で盛り上がる!

2025/11/09 17:11

▼第10試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
×髙橋聖人(TRIANGLE/同級1位、元NKBフェザー級王者)
判定0-3 ※28-30、27-30×2
〇奥山雅仁(OISHI GYM/同級4位、CKC 2023 -63kgトーナメント優勝、S-BATTLEライト級王者)


 髙橋は23勝(8KO)6敗5分で、2024年11月に伊藤澄哉を初回KOしてランキング1位に。7月に『ONE Friday Fights』初参戦を果たすもTKO負け。奥山は15勝(6KO)4敗で、こちらは8月の『ONE Friday Fights』でTKO勝ちを収めた。


 1R、右カーフを蹴る髙橋に奥山は前へ出てジャブを当てていく。髙橋もジャブを突いて右カーフを蹴るが、奥山の右ストレートをもらって大きくのけ反る。髙橋はテンカオで応戦し、右カーフ。前へ出る奥山が直線系と曲線系のパンチを織り交ぜて上手く当てていった。


 2R、右ミドル、右カーフを蹴る髙橋にパンチで突進する奥山。組むとヒザも突き上げる。4連打からヒザ、ワンツーで前へ出る奥山に髙橋は完全に後手に回る。


 右カーフを蹴るが、奥山は構わず前へ出てワンツーを打って行く。ジャブでのけ反る髙橋。ジャブが何度も当たり、その後の奥山の追撃に髙橋は下がらされる。


 3R、パンチからのヒザ蹴りで攻める奥山に髙橋は右カーフ、右ミドルを蹴るが、奥山のワンツー、ヒザ蹴りに押されて後退を繰り返す。奥山はワンツー、ヒザ。


 髙橋は逆転を狙って左ハイを蹴るが奥山はしっかりブロック。ジャブをしっかり当てて前へ出る奥山はフィジカルの強さを存分に活かし、突進を繰り返してヒザを突き上げる。


 奥山が髙橋に全く自分の試合をさせず、判定3-0で1位を撃破した。マイクを持った奥山は「これで6連勝ですかね。1位に勝ったということで次はタイトルマッチしかないと思うのでよろしくお願いします」と、タイトルマッチをアピールした。

 大会総括で伊藤隆RISE代表は「ケルベロスは波があるので、これを維持してもらえれば上に絡んでいけると思いました」と評した。

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