▼第12試合 WMA世界女子ライトフライ級王座決定戦 2分5R
×佐藤“魔王”応紀(PCK連闘会/アビデッ・シットヒラン杯ライトフライ級王者)
判定0-3 ※46-50、46-49、47-49
〇マフィア・ペットモンコンデイ(タイ)
※マフィアが新王座に就く。
佐藤は東北の格闘技イベント『聖域』(サンクチュアリ)で、アマチュアの聖域チャレンジ女子フライ級王者となり、2019年11月には芳美からダウンを奪ってプロの聖域東北女子フライ級王者となった。2019年6月には祥子・JSKをKOしたこともある。2025年4月には1.2kg体重超過の真美に判定勝ち。アピデッ・シットヒラン杯ライト・フライ級王者。
マフィアは15歳の若さで、50戦近い戦績を持つ。変幻自在の戦い方が出来る器用なムエタイファイターで、スピードを活かしたステップワークからの的確な前蹴り、相手のボディをえぐるような鋭角なヒザ蹴りで苦しめたかと思えば、アグレッシブに前へ出てパンチで追い込む戦いを見せる。2025年2月のK-1に初来日し、K-1女子アトム級王座決定トーナメントで松谷綺にダウンを奪われ判定負け。

1R、佐藤は右インカーフと左カーフを蹴り、組んで首相撲に持ち込む。マフィアも組むとヒザ蹴り。組んでの勝負は互角。


2Rになるとマフィアは左ミドルを多用。左ミドルを次々と当てていく。佐藤はフックから組み付いて首相撲に持ち込むが、マフィアは膝頭をしっかりと突き刺すヒザ蹴り。佐藤がヒザを蹴り返そうとすると崩し倒す。

3R、マフィアのミドルにパンチを合わせようとする佐藤。マフィアはすぐにそれに気付き、ミドルをなかなか蹴らない。佐藤はフックから組み付いてのヒザも、マフィアは自分がヒザを蹴ったらヒザを押し当ててロック。さらに佐藤が組み付いてくるとヒジを連打する。

4R、序盤は組んでのヒザ、ヒジを見せ、左ミドルと左前蹴りをヒットさせたマフィアは終盤になると級に下がり始め、ロープを背にして待ちの姿勢。勝利を確信したか、前に出てくる佐藤の顔面へ前蹴りを当てるが流しモード。


5R、突進する佐藤にマフィアは前蹴り、左ミドル。組むと首投げのようにして投げるか、ヒザを押し当てて動きを制する。佐藤は組んでヒジを当てるが、マフィアのヒザで動きを封じられた。




