▼第7試合 フェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
〇梅井泰成(Mouton/同級3位、第4代RISEフェザー級王者)
負傷判定3-0 ※20-18、19-18×2
×吉田晄成(TEAM TEPPEN/同級15位、スーパーフェザー級15位)

梅井は、柔道とレスリングをバックボーンに持ち、2022年3月に平野凌我との王座決定戦を制して第4代フェザー級王座に就いた。同年8月の防衛戦で門口佳佑に敗れて以降は、ノーコンテストを挟み3連敗と約2年勝利から遠ざかっていたが、2024年6月の翔戦で判定勝ち。9月の國枝悠太戦で判定負けも、2025年4月に有井渚海からダウンを奪って勝利。戦績は15勝(3KO)10敗1無効試合。

吉田は2022年4月に九州の『大和』でプロデビューし、2024年6月からRISEに参戦。TEAM TEPPENに移籍し、2025年6月に寺山遼冴を破る番狂わせを演じて戦績を5戦全勝(1KO)とした。

1R、左フックと右インローの吉田に梅井は左ミドルで対抗。入り込んで一気にパンチをまとめる梅井が、左フックでダウンを奪う。

2R、吉田はガードをぶち破る強い右ストレートを打つが、梅井は一発で終わらず連打をまとめ返す。両者とも頭から突っ込むためバッティングが見られるが、両者前へ出たところで吉田の頭が梅井の顔面へ直撃。梅井がもんどり打って倒れ、試合中断。


梅井は試合続行不可能となり、そのまま試合終了。その時点までの負傷判定となり、1Rにダウンを奪った梅井の勝利となった。梅井はしばらく動けないほどのダメージを負っていた。
大会終了後、伊藤隆RISE代表は「梅井は脳震盪を起こしているとのことで年内に決勝をやりたかったが、様子を見て万全な状況を作ってやりたいと思う」とした。


