▼第8試合 SuperFight! ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1R
〇宮本芽依(KRAZY BEE/第4代RISE QUEENミニフライ級王者)
判定3-0 ※30-27、30-26×2
×コ・ユナ(韓国/BodyKick GYM/WBKFアジア女子ミニフライ級王者)

宮本は2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、2023年1月のRISEアマチュア大会『RISE NOVA』Aクラスの試合で初回KO勝ち。5月にRISEで山本美憂をセコンドに就けてプロデビューを果たし、RINAから左フックでダウンを奪って勝利を飾ると数島七海、宮﨑若菜、Melty輝、チャ・ミンジュを相手に5戦全勝。2025年5月、小林愛理奈を延長戦で破り、無敗のまま王座を奪取した。

ユナはロシアに本部があるWBKF(World Bars Kickboxing Federation)のアジア王者で、キックボクシングとMMAの二刀流。キックボクシング戦績は2勝無敗。フィジカルが強い選手だという。ユナは前日計量をパス出来ず、当日計量51.10kg(戻し体重51.45kg)でパス。そのため減点2とファイトマネー30%没収が科せられる。

1R、宮本はワンツー・右ローで快調に攻めていくが、宮本がパンチを打とうとするとすぐにクリンチに持ち込むユナ。そのためクリンチが多い展開に。離れると宮本はユナの右ストレートに右フックを合わせに行く。

2Rはパンチを多く放ってくるユナ。宮本は前蹴り、左ボディ、ヒザでボディを攻め、打ち合ってくるところを迎え撃つ。宮本の左フックがクリーンヒットも、ユナは怯む様子がなく前へ出てくる。

3R、左右フックで打ち合ってくるユナに宮本もパンチで対抗。右ローでダメージを与えての右ハイもかすめた。的確にパンチを当てるのは宮本だが、ユナは下がらない。

減点もあり大差の判定で勝利した宮本だが笑顔はなく、「計量オーバーによって皆さんを騒がせてしまってすいませんでした。いつもみたいに判定勝ちしか出来ない私でした。KOを私も見たいし、見せたいし、皆さんが求める宮本芽依にこれからなっていきます」と、もっと王者らしく成長していくと語った。


