常に激闘を展開する睦雅が5度目のONE FF出場(C)ONE Championship
2025年9月19日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 125』(U-NEXT配信)に、睦雅(ビクトリージム)の5度目の出場が決まった。

睦雅は2023年3月にジャパンキックボクシング協会のライト級王者に。2024年3月のジャパンキックでパランラックにKO勝ち後、5月の『ONE Friday Fights 61』でONE初参戦。カビラン・ジェレバンを2R 左フックからの右フック4連打でKO。初陣を飾っている。7月にはホームのジャパンキックでケンクーンに判定勝ち、WMOインターナショナル・スーパーライト級王座を手にすると、9月のONEでアルベウ・コヘイア・ダ・シウバを左フックでKOしてONEで2連続KO勝ち。ジャパンキックの2024年度MVPを受賞した。
11連勝で勢いに乗っていたが、2025年1月の『ONE Friday Fights 95』でエー・ミウから1Rに2度のダウンを奪うも、2R開始早々にダブルノックダウンから立ち上がれず、逆転KO負けとなった。3月にホームのジャパンキックでポムロップを左フックで初回KOして再起を果たすと、5月の『ONE Friday Fights 110』ではスーパー・ヤイ・チャンとの激闘を制した。7月にはジャパンキックでペットムアンデットに2RでKO勝ち。戦績は22勝(14KO)5敗2分。
ONE FFで毎回激闘を展開、3勝(2KO)1敗と好戦績を残している睦雅。ONEムエタイ63.5kg契約3分3Rで、フランスのラヤン・メッキを相手に4勝目を飾ることが出来るか。

今大会のメインイベントには、元ONEバンタム級ムエタイ世界王者のセーマペッチ・フェアテックス(タイ)が登場・エルブルース・オスマノフ(ロシア)と対戦する。
セーマペッチは17歳でタイの「タイガー・セメント・トーナメント」で優勝。2018年4月には、英国を拠点とした団体「ムエタイグランプリ(MTGP)」ウェルター級世界王者に。2018年7月にONEに参戦。これまでロドレック、クラップダム、リッテワダ、ジャン・チェンロン、ガオナーらに勝利している。しかし、5月3日の『ONE Fight Night 31』でロシアのアブドゥラ・ダヤカエフに2RでTKOされ、初の3連続KO負け中。窮地に立たされている。
オスマノフはキックボクシングで華々しいデビューを飾り、 2015年5月の与座優貴戦で初黒星を喫するまで6連勝を飾っていた。その後、ONEでムエタイに転向したオスマノフは、7月の『ONE Friday Fights 117』でカムピ・テワダ・シティクルを1RでKOし、35万バーツのボーナスを獲得するなど、すぐさま力強いパフォーマンスを見せた。
オスマノフは、キックボクシング以上の実力があることを証明するため、かつてのトップ候補であるセーマペッチを倒したいと、ONEバンタム級ムエタイ3分3Rで戦う。



