ムエタイ
レポート

【ONE】ヘメッツバーガーがブンタンを破りONEストロー級ムエタイ世界王者に、シャドウがクヤテをバックブローTKO、アブドゥラエフがTKO勝ちでMMA13戦無敗に、タイ・ルオトロがエイドリアン・リーに一本勝ち、無敗対決は陽勇が見事なTKO勝ち

2025/09/06 10:09

▼第5試合 バンタム級ムエタイ 3分3R
〇ランボーレック・チョー・アッジャラブーン(タイ/Superbon Training Camp)
[2R 2分01秒 TKO] ※レフェリーストップ
×ドミトリー・コフトゥン(ロシア/RUS Gym/Sitsongpeenong Muay Thai Camp)





 ランボーレックはONEで5勝(3KO)2敗。現在3連勝中。コフトゥンはONE2戦目でノンタチャイにKO負けを喫しているものの、フェラーリ、スーブラック、ソー・リン・ウーには勝利して3勝1敗の戦績を持つ。



 1R、サウスポーから前に出てくるのはコフトゥン。ランボーレックは右ミドルハイ、コフトゥンの左ローには右ローを返す。前手でランボーレックの前手に触れ、距離を測るコフトゥン。ランボーレックは下がりながらも右インロー、右ミドルハイを蹴っていく。



 ジャブでコーナーへ追いつめ、左ミドル、左ストレートを放つコフトゥン。下がり続けるランボーレックだが、左右の大きなフックを放つなどコフトゥンのペースにはさせない。コフトゥンはパンチから最後は必ず左ミドルを蹴る。



 2Rも前手を使いながら前に出るコフトゥン。このラウンドはランボーレックも下がらず、徐々に圧をかけて右ミドルハイを蹴る。その前に出るランボーレックを左ストレートで迎え撃つコフトゥンは左ボディストレートも打つ。前に出るランボーレックは右ストレートを何度も伸ばしていき、潜り込んで右フックを打ったところで、コフトゥンが左フックを打って来るとカウンターの左フック一閃。




 コフトゥンがバッタリと倒れ、レフェリーが様子を見てストップした。ランボーレックの鮮やかなTKO勝ちとなった。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント