▼第10試合 キャッチウェイト(-66.79kg)ムエタイ 3分3R
〇ランボーレック・チョー・アッジャラブーン(タイ/Kiatpetch)
[TKO 2R 1分15秒]※通算4度目のダウン
×パルハム・ゲイラティ(イラン/Petsaman)

ONEで4勝(2KO)2敗のランボーレックは、ONE Friday Fightsで6連勝(4KO)負けなしの快進撃を続けているゲイラティを迎え撃つ。

当初はバンタム級で行われる予定だったが、ゲイラティが前日計量で体重超過。キャッチウェイトで試合は行われる。

場内から「ランボー」コールが起きる中、1R開始。右ミドルハイを蹴るランボーレックに対し、前へ出ていくゲイラティは蹴り足キャッチを多用。ランボーレックが蹴ってくるとすかさずパンチをまとめて打つ。左ボディを打ったランボーレックにゲイラティが入り込み、左ボディを打とうとしたところへランボーレックが右ストレートを合わせてダウンを奪う。再開後も前へ出ていくゲイラティにランボーレックはサイドキックと右ストレート、距離を潰して左右連打のゲイラティにヒジを見舞う。さらに、片足を上げて入ろうとしたゲイラティに右ストレートを合わせてダウンを追加した。

2R、ランボーレックは右ハイを蹴り、すかさずノーモーションの右ストレートから左フック、右ストレートでダウンを奪う。最後もシャープな右ストレートでゲイラティを倒し、4度目のダウンでランボーレックがTKO勝ち。ゲイラティの連勝をストップさせた。


ランボーレックは勝利者インタビューで感極まって涙を流し、場内からは大歓声。ボーナスも受け取った。「昔のランボーレックを見せたかった。(涙は)開放的な気持ちになったから。マイナスの声もあったけれど勝ててよかった。みんなに感謝したい」とコメントした。


