ムエタイ
レポート

【ONE】ヘメッツバーガーがブンタンを破りONEストロー級ムエタイ世界王者に、シャドウがクヤテをバックブローTKO、アブドゥラエフがTKO勝ちでMMA13戦無敗に、タイ・ルオトロがエイドリアン・リーに一本勝ち、無敗対決は陽勇が見事なTKO勝ち

2025/09/06 10:09

▼第2試合 ONEアトム級MMA 5分3R
×マカレナ・アラゴン(アルゼンチン/Academia Ribas Famili)
[1R 2分42秒 腕十字]

〇ナタリー・サルセド(米国)



 アラゴンは柔道ベースでMMA4勝2敗。前蹴りから前進して圧力をかけてくるアラゴン。2024年11月のONEデビュー戦で三浦彩佳に一本負け。2025年4月には、ONEアトム級(※52.2kg)の試合で54.4kgの大幅体重超過。キャッチウェイト戦でジヒン・ラズワンに判定勝ち。7月の前戦でも計量オーバー、118.25ポンドのキャッチウェイトで澤田千優に1R 腕十字で一本負けしている。


 サルセドは、MMA3勝0敗。グアダラハラ出身のメキシコ人の父とエルサルバドル人の母を持ち、父の兵役に伴い家族でカンザス州ジャンクションシティに移住。10代の頃、地元のテコンドー教室でムエタイに出会い、22歳でコロラドスプリングスに移住したことをきっかけに、ムエタイに回帰、さらにBJJを習い黒帯に。2017年にMMA転向。COVID-19の影響でプロデビューが2021年8月に延期され、2度目のプロ試合の前に前十字靭帯(ACL)手術からの回復という試練にも直面したが、INVICTAで判定勝ちデビュー後、Peak Fightingで2連勝。ストロー級王座についている。


 1R、
ともにオーソドックス構え。左右連打から右を当てて組んだアラゴン。左で差してテイクダウン。上から足を蹴りグラウンドにはいかず。足にからむサルセドを立たせてさらにテイクダウンもサルセドは下から腕十字。ヒジを抜くアラゴンは、みたびスタンドから足技でテイクダウン。下のサルセドは三角十字に。自身の三角に組んだ左足を支点にタップを奪った。

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