▼第10試合 ストロー級 5分2R・延長1R
〇大城正也(T-REX柔術アカデミー)52.0kg
[判定2-0]
×三笠貴大(JAPAN TOP TEAM)52.5kg
沖縄・T-REX柔術アカデミー所属の大城正也が、GRACHAN初参戦。修斗など各大会で経験を積んできた注目のファイターが、どんな戦いを見せるか。24年に2連勝後に内藤頌貴に1R TKO負けも、25年5月の前戦は修斗TORAOで黒瀬恭平に判定勝ちで再起を遂げている。34歳。
迎え撃つ三笠貴大は、JAPAN TOP TEAM所属。プロ戦績3勝3敗と着実な成長を続ける若手のひとりで、打撃・グラウンドともにバランスよいウェルラウンダーだ。24年にGRACHANで2連勝後、9月に児玉勇也にマジョリティ判定で敗れたが、25年5月に粂大樹に腕十字で一本勝ち。33歳。
新たな風を吹き込む大城のGRACHAN初陣と、地力をつけてきた三笠の対戦だ。
大城「明日は応援に来てくれる方、配信で見てくれる方も多いので、しっかり盛り上げて勝ちたいと思います。よろしくお願いします」
三笠「ジャパントップチームの三笠です。しっかりセミの仕事を果たして会場を盛り上げて勝ちます。応援よろしくお願いします」
1R、ワンツーから右で差して刺押し込む三笠に、大城は左小手でケージ背に。押し戻した大城はサウスポー構えから左を突いて前進。
そこに三笠は右ヒザを突くが、なおも押し込む大城はシングルレッグに移行。右小手で差し上げ残す三笠。右差しの大城は左でパンチ。さらに首相撲ヒザ。左小手の三笠はニーシールドも押し込む大城が左の細かいパンチ。
2R、右ミドルハイをガード上に突く三笠に、大城は左オーバーハンドから組み。右で差して体を入れ替える三笠。ブレーク。三笠の右アッパーに左ストレートを当てた大城がさらに左を突いてシングルレッグへ。
右小手で差し上げる三笠が体を入れ替え。しかし押し込む大城がテイクダウン! すぐに立つ三笠が左右。大城も打ち合いつつ組みに。シングルレッグに。そこにヒジを突く三笠だが、大城が両差しでホーン。
判定2-0で大城が勝利。












