▼第2試合 ストロー級 5分2R延長1R
─真生(MMA Rangers Gym)52.65kg
[1R 0分36秒 TKO→ノーコンテスト] ※アクシデントによるバッティング
─尾崎 蓮(bloom)52.30kg
真生は、デビュー以来2連続TKO勝ち。空手ベースながら、三角絞めの名手。24年1月に修斗トライアウトで堀澤義紀にマウント三角からのパウンドでTKO勝ちすると、同年3月に『BLOOM 02』でプロデビュー。
優希から右ストレートで2度のダウンを奪い、1R TKO勝ち。25年4月の前戦ではTakumiに三角を仕掛け、マウント三角からパウンドでTKO勝ちしている。
尾崎は、破壊力ある打撃を持つフィニッシャー。WARDOGでキャリアを積み、25年6月の『GRACHAN 74』でプロデビュー。
丸山大輝のテイクダウンを切ってのパウンド速射砲で1R TKO勝ちしたが、25年8月の『GRACHAN 75』では、樋口幹太に1R ダウンを奪いながらも後頭部への打撃で反則負け(※小崎蓮は名字違いの別選手)。
勢いに乗る無敗ファイターと、攻撃本能を隠さない荒々しき挑戦者。真生の三角か、尾崎の打撃か。それともスタンド勝負もあるか。
真生「MMA Rangers Gymから来ました真生です。今回、初のGRACHANなんで、会場を盛り上げられるようにフィニッシュを狙って戦っていきますんで、応援よろしくお願いします」
尾崎「bloomから来ました尾崎です。前回ちょっと反則負けしてしまったんで。今回、それを復帰ということでチャンスもらったんで、しっかり勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします」
1R、ともにオーソドックス構え。右で飛び込む真生が組み。左で差して崩して首相撲ヒザ! 尾崎がダウン。レフェリーが間に入った。尾崎は出血。真生のTKO勝ち。
↓
後日検証の結果、「テイクダウンの攻防の際、真生選手が起き上がる動きの中で、真生選手の側頭部が、尾崎選手の顔面に衝突していた。バッティングではあったが、真生選手に過失は認められず、偶然のアクシデントであったと判断される。しかし、アクシデントが確認された時点で、試合を中断し、ルールに基づいた適切な処置を取るべきだったが、レフェリーが認識できなかったため試合が続行され、正常な競技状態が保たれていなかった。さらに、このアクシデントによる効果が、試合結果に影響を与えたと判断され、第1ラウンド終了前に試合が停止されたため、試合成立とは言えない。したがって、試合結果を「ノーコンテスト」に変更する」












