▼第7試合 ミドル級(-70kg)3分3R延長1R
〇憂也(魁塾/同級2位)
TKO 2R 2分18秒 ※レフェリーストップ
×髙木覚清(RIKIX/同級3位)

憂也は2010年にK-1甲子園で準優勝、同年にDEEP☆KICKでプロデビューを果たすと、様々なリングで活躍。2013年12月には第2代DEEP☆KICK-65kg王者となった。RIZINには3度出場して、全てKO勝利。右ストレートに破壊力を持ち、戦績は35勝(17KO)15敗3分。6連勝で2025年1月にサモ・ペティに挑んだが、延長戦で判定負け。

髙木は2024年3月にBigbangウェルター級王者の大輝に挑戦、判定勝ちを収めて新王者となり、12月にはK-1グループの山崎陽一をTKOに破り初防衛に成功した。2025年6月、モトヤスックから左ハイキックでダウンを奪い、勝利を収めている。戦績は15勝(5KO)7敗。

1R、憂也のジャブに髙木は右カーフを合わせる。憂也は右ボディストレート。右カーフを狙い撃ちにする髙木に憂也は左ボディからの左フック、髙木も左ボディを返す。憂也の左ボディに右フックを合わせる髙木。左ボディ、左フックから憂也は右ストレート。

右のオーバーハンドと左ボディを使い分ける憂也。憂也の左ボディに身体を丸める髙木。憂也がすかさずラッシュを仕掛け、髙木をサンドバッグ状態に。スタンディングダウンを奪う。憂也はボディ連打から左ハイ。

2R、髙木は前に出て右と左のショートから前足を払ってのコカしを見せる。距離を詰める髙木に憂也は右アッパー、左フック。超接近戦でフックとアッパーを打ち合う両者。憂也の左ボディが快音を発して決まる。足を止めて打ち合う両者だが、憂也が左ヒザをアゴに突き上げてダウンを奪う。

マウスピースを吐き出し、もんどりうってダウンする髙木。セコンドからタオルが投入されるとのレフェリーのストップがほど同時で、憂也のTKO勝ちとなった。


憂也はマイクを持つと「次、誰と見たいですか。僕はこの1年で絶対に海人からベルトを獲るので期待してください。最近、後楽園か中国でしか試合をしてないので大きい舞台でお願いします」と、海人への挑戦を実現させると宣言した。


