キックボクシング
レポート

【RISE】大﨑孔稀が10連勝フランス人に完封勝ちも「まだまだだなと実感しました」、鈴木真彦が加藤有吾とのフルラウンドの打ち合いを制す。200万総取りトーナメント GACHI!!は9戦全勝の棚澤大空が優勝、フライ級王座決定トーナメントで数島大陸と対戦へ。島田知佳が平岡琴の待つ決勝へ進出、憂也がKO勝ちで世代交代許さず「海人からベルトを獲る」

2025/08/30 17:08

▼第2試合 RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!!スーパーフライ級(-53kg)一回戦①3分3R延長1R
〇棚澤大空(TEAM TEPPEN/同級6位、第7代DEEP☆KICK-53kg王者)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-28
×酒寄珠璃(TRY HARD GYM)
※棚澤が決勝へ進出。


 棚澤は空手出身で、2024年4月のDEEP☆KICKでプロデビュー。第7代DEEP☆KICK-53kg王者、Stand up King of Rookie 2024 -53kg級優勝。2025年5月にRISE初参戦を果たすと、ランキング上位の末國龍汰をKOして見せた。戦績は7戦全勝(2KO)無敗。


 酒寄は元消防士特別救助隊。6勝(1KO)3敗。


 1R始まってすぐ、棚澤がマウスピースの装着忘れで口頭注意。棚澤は右ストレートから後ろ蹴りのコンビ、ジャブと右ロー、ワンツー。酒寄もジャブ、左フックを打つが棚澤の返しの右ストレートをもらう。


 強い右ストレートを何度も打つ棚澤。ワンツーの棚澤に右ストレートを当て返した酒寄だが、棚澤はギアを上げてパンチで前へ出ていく。酒寄は右ハイを放つが肩口。右を狙い撃ちにする棚澤。


 2R、ワンツーの打ち合いで右ストレートをヒットさせる酒寄。棚澤はアツくなったか前へ出て右ストレート、右ハイと攻めていき酒寄も飛びヒザ蹴りと左フックで反撃。酒寄の右ストレートを被弾する棚澤だが、右ストレートを打ち返して左ミドル。


 酒寄は左右ハイキック。棚澤が左ボディを打つと、酒寄も左ボディを返す。またも酒寄のワンツーをもらう棚澤はすぐに前へ出て攻め込むが打ち合いで酒寄の右ストレート、左フックを被弾。棚澤は負けじと打ち返しにいったが、このラウンドは酒寄か。


 3R、前に出る酒寄が打ち合いを仕掛けて左フックを当て、離れると右カーフ。棚澤は強気に打ち返すが、ヒットを奪うのは酒寄だ。棚澤は左ボディからフック。打ち合いになると棚澤が左ボディからの左アッパー、この左アッパーが当たり始める。酒寄も打ち返すが、棚澤の手数が上回る。


 棚澤がやや距離を空けたか、空振りが目立ち始める酒寄。逆に棚澤は右ストレート、右ハイ。酒寄は距離を詰めて左右フック。右ストレート、左フックを互いに被弾する。打ち合いの中、試合終了。


 棚澤はマイクを持つと「次もあるのでこの次までに修正します。次も見てください」と第9試合の決勝までに反省点を修正してくると話した。

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