キックボクシング
レポート

【RISE】大﨑孔稀が10連勝フランス人に完封勝ちも「まだまだだなと実感しました」、鈴木真彦が加藤有吾とのフルラウンドの打ち合いを制す。200万総取りトーナメント GACHI!!は9戦全勝の棚澤大空が優勝、フライ級王座決定トーナメントで数島大陸と対戦へ。島田知佳が平岡琴の待つ決勝へ進出、憂也がKO勝ちで世代交代許さず「海人からベルトを獲る」

2025/08/30 17:08

▼第9試合 RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!!スーパーフライ級(-53kg)決勝戦 3分3R延長1R
〇棚澤大空(TEAM TEPPEN/同級6位、第7代DEEP☆KICK-53kg王者)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-27
×麗也(team AKATSUKI/同級5位)
※棚澤が優勝。


 1R、両者軽快なステップを踏み、麗也は右カーフ。棚澤はスーパーマンパンチを放つ。麗也が前蹴りと右ロー、棚澤は狙いすぎているのか手数が少ないが、右ボディストレート、後ろ蹴りを繰り出す。


 麗也のワンツーの打ち終わりを右ストレートで狙う棚澤。左右に構えをスイッチしながら前へ出る棚澤に麗也は右ミドル、棚澤は右ストレートからの左フックで前へ出る。


 2R、麗也の右ローに棚澤は前へ出ると同時の右ストレート。勢いで前へ出て右を打つ棚澤に麗也はヒザ。右ストレートを繰り返しつつ、右ハイを蹴る棚澤。どんどん前へ出て攻める棚澤をヒザで迎え撃つ麗也。右ストレートの連打で麗也を下がらせていく棚澤。


 次第に追い詰められていく麗也だが右ローがクリーンヒット。それでも棚澤はパンチで前へ出ていく。左右に構えをスイッチする棚澤は右ストレート、左フックから右ハイ。


 3R、いきなり距離を詰めてパンチを打って行く棚澤。麗也は右ローを蹴るが、棚澤はワンツーで前へ出ていく。右ローから左右の連打、さらに右ローから左右の連打と打ち合いを仕掛ける麗也。パンチを出して麗也に攻める隙を与えない棚澤。


 麗也も左右フックで打ち合う場面があり、棚澤も被弾するが棚澤の手数と勢いが優る。後ろ蹴りからワンツー、麗也は左ミドルで対抗。棚澤は右フック連打で試合を終えた。


 判定は3-0で棚澤。これで戦績を9戦全勝とした。


 棚澤はマイクを持つと「TEPPEN GYMヤバいっしょ。ヤバくないですか。今51.5kgのベルトを龍心くんが返して空いていると思うので、数島選手の相手がいないみたいなので僕どうですか。数島くんいますか?」と数島大陸をリングに呼び出す。


「相手いないみたいですけれど、この内容ではまだ駄目だと思いますが、僕だったら面白い試合できるし、RISEのベルト似合うと思います」と対戦相手に名乗りをあげる棚澤。


 数島は「優勝おめでとうございます。実力あって試合見させてもらったし、末國選手をKOしているので強いなって思って。でもRISEって今回のトーナメント、棚澤選手を優勝させようと思っていたでしょう。僕はそういうところが嫌いなんですよ。選手はみんな命削ってやってるのに、贔屓するのはよくないと思います。それを黙らせるには、僕が棚澤選手に圧倒的に勝つことだと思う。TEPPENにもやられているのでリベンジしようと思います」と毒舌アピール。


 両選手の1月2日(日)東京・両国国技館『RISE WORLD SERIES 2025 FINAL』で行われる「第4代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント」1回戦での対戦が決まった。

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