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レポート

【RISE】ダウン奪われた南原健太が猛烈追い上げで延長戦で逆転勝利、シンパヤックがダウン奪い實方拓海に判定勝ち、平岡琴が粘る辻井和花を延長戦で振り切り決勝へ、田中佑樹がTETSUを圧倒初回KO「YA-MANさんとやりたいって選手を一人ずつ倒していく」、奥村将真が鮮やかアッパーでKO勝ち、杉本祥が亡き師匠に捧げるKO勝ち、前半戦は4試合がKO決着

2025/07/25 17:07

▼第5試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
×松下竜之助(Team +1/同級22位、Stand up King of Rookie 2022 -57.5kg級優勝)
TKO 延長R開始時 ※ドクターストップ
〇岩永勝亮(OISHI GYM)
※本戦の判定は29-28、29-29×2。


 松下はStand Up King of Rookie 2022 -57.5kg級優勝。2022年7月のデビューから3連勝を飾っていたが、2023年6月の都筑海杜戦で初黒星。前戦は5月の『STRIKE NEXUS』で初代スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝に臨んだが堀本祐惺に判定で敗れた。


 岩永はカラテドリームフェスティバル2021全国大会高校生男子軽量級優勝など空手で多くのタイトルを獲り、2023年12月にRISEでプロデビュー。2連敗を喫するも2024年7月の崇斗戦から2025年5月の一仁戦まで5連勝(3KO)を飾っている。戦績は5勝(3KO)2敗。


 1R、ジャブの突き合いから、両者かなり近い距離で足を止めてパンチを打ち合う。岩永は至近距離でのヒザ、バックハンドブロー。松下は左右フックから左ボディを当てていく。岩永は顔面前蹴りも。


 2Rも両者至近距離でパンチを打ち合い、ローを蹴り合う。松下は左ボディをどんどん打って行く。ヒザ蹴りも織り交ぜる岩永の方が技は多彩だが、松下の方がパンチの回転力は上。至近距離で松下のパンチコンビネーションが目立つ。


 3R、松下がパンチの回転力を活かして至近距離での打ち合いを制す。岩永はヒザを突き上げるが形成を逆転するには至らない。どんどんパンチを打って前へ出る松下に岩永は打点の高いヒザで応戦。


 本戦の判定はドロー、延長戦へ。しかし、開始と同時にドクターチェックが入り、3R終了間際に岩永の顔面ヒザで鼻を負傷した松下がドクターストップ。岩永のTKO勝ちとなった。

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