▼セミファイナル(第11試合)ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
×實方拓海(TSK japan/ウェルター級1位、WMC日本スーパーライト級王者)
判定0-3 ※28-29×2、27-30
〇シンパヤック・ハマジム(タイ/HAMA・GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級2位)

實方は日本タイトルを4冠持つベルトコレクターで、ヒジ有りでの実績は折り紙付き。RISEでは2020年11月の次期挑戦者決定戦でタップロンをダウンさせて判定勝ちし、2021年1月にはRISEスーパーライト級王者・山田洸誓に挑戦したが、判定で敗れた。2023年3月にはRISEのメンバーとしてK-1との対抗戦に出陣し、寧仁太・アリに判定で敗れるも、6月には『KROSS×OVER 』に出場して森本一陽に初回KO勝ち。5連勝で2024年12月の宇佐美 秀 メイソン戦に臨んだが判定で敗れた。これまでのウェルター級からミドル級に階級を上げての再起戦。戦績は27勝(6KO)11敗2分。

シンパヤックは元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級2位で、シュートボクシングでは2022年にイモト・ボルケーノ、村田聖明に連勝している。2024年6月にはRISEで憂也に最終RでKO負け。戦績は140勝(49KO)46敗7分。

1R、サウスポー同士。左右ローを蹴るシンパヤックに實方は突き刺すようなジャブ、ワンツー。序盤は實方がパンチを当てていったが、中盤からシンパヤックもパワフルな左を打ち、危険なパンチの交錯があった。

2R、シンパヤックは實方の蹴りに合わせて左ミドル、左ヒザ。強烈な左フックも打つ。實方は右に左にと構えを変えてパンチで入る隙をうかがうが、シンパヤックのパワフルな蹴りで入れず、終盤に左フックでダウンを奪われる。


3R、實方は逆転を狙って打ちに行くが、シンパヤックは前蹴りと組みを駆使ししてそれを阻止。實方のワンツー、左フックがシンパヤックを捉える場面もあったが、逆転の一打とはならず。シンパヤックがダウンのポイントを守り抜いて判定勝ちした。

シンパヤック「よかった。お疲れさまでした。實方選手めっちゃ強かったです。これからRISEで僕がやりたいのは67.5kgなので、選手も強いのいっぱいいるからこれからよろしくお願いします」と、流ちょうな日本語でアピールした。


