70kgで身長191cmもあるサルシチャが南米予選で優勝、日本行きを決めた(C)K-1
K-1 WORLD MAX 2025 -70kg 南米ラウンド
2025年6月28日(土=現地時間)ブラジル・クリチバ
2025年6月28日(土=現地時間)、ブラジル・クリチバにおいて『K-1 WORLD MAX 2025 -70kg 南米ラウンド』が、南米有数の格闘技プロモーション「WGPキックボクシング」との共催で行われた。ブラジルでのK-1認定大会は、16年ぶりの開催となった昨年に続いての実施。なお、70kg級の南米代表決定戦がWORLD MAXシリーズの公式戦となるのは、今回が初となった。
今大会では8名参加のワンデイトーナメントで行われ、優勝者には日本で開催される「K-1 WORLD MAX FINAL 16」への出場権が付与される。
▼K-1 WORLD MAX 2025 -70kg南米予選トーナメント決勝 3分3R延長1R
×アンドレ・マルティンス(ブラジル/R8)
判定0-3 ※27-30×3
〇ジョナス・サルシチャ(ブラジル/TF Team/CT Allan Popeye)

決勝は、準決勝でペトロス・カベリーニョを破ったアンドレ・マルティンス(R8)と、ジョニス・コリセウからダウンを奪い勝利して勝ち進んだジョナス・サルシチャ(TF Team/CT Allan Popeye)の顔合わせとなった。
1R、サルシチャはワンツー、ボディ打ちからローキックと素早い動きとコンビネーションを見せた。マルティンスはガードしつつ左フックを返す。サルシチャは左をもらいつつもプレスをかけてコーナー際で右、左とパンチを叩き込む。さらにサルシチャは左ボディを入れてダウン寸前まで追い込んだ。
2R、勢いに乗ったサルシチャはワンツー、バックスピンキックで攻撃。左右に動くステップも素早く、相手に的を絞らせない。マルティンスは正確なパンチを入れるも、サルシチャを止められない。サルシチャは右ローキックで動きを止めての飛びヒザ蹴りを見せた。
3R、追い込まれたマルティンスはパンチで一発逆転を狙う。サルシチャはガードしながら前蹴り、ローキック、パンチをまとめるうまさを見せる。最後は消耗戦となるが、判定3-0でサルシチャが勝利し南米予選の頂点に立った。





