▼第4試合 バンタム級 5分3R
─石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)61.5kg
[ノーコンテスト]
─上田祐起(総合格闘技道場reliable)61.35kg
第4試合では石井逸人が、キャリアの再構築を賭けて上田祐起との戦いに挑む。修斗では環太平洋王者となり、2024年10月の前戦ではグアムでBrawlフェザー級王者となった石井も29歳、最高峰へ後がない状況から脱することができるのか。
対する上田は、2024年はMMA3試合、グラップリングを1試合戦っており、3月に野尻定由に判定負け後、5月のProgressで江木伸成にポイント勝ち。7月に福井竜郎にリアネイキドチョークで一本勝ちするも、10月の前戦では吉田開威に2R TKO負け。
勝者の吉田はその後、ROAD TO UFC出場を決めている。今回、上田にとっては夫人の出産予定日と重なりながら、石井との試合を選択し、絶対的に譲ることはできない人生の節目となる一戦に。壁際の攻防が鍵となるか。
石井逸人「明日は自分がやらなきゃいけないことと、自分がやりたいこと、その二つを持って戦いに行きます」
上田祐起「相手のための試合だと思うんですけど、ここは僕が勝って上に上がりたいと思います」
1R、サウスポー構えの上田とオーソの石井の喧嘩四つ。詰める上田の左から右に腰を落とした石井。上田のバック狙いをリストコントロールさせずに落としてトップに。強いパウンドに上田も下から蹴り上げ(グラウンド状態でイエロー)。内ヒール狙い。石井も足関節で応戦。互いに鉄槌。
2R、サウスポー構えの上田はジャブ、強い左インローをダブルで。右を狙う石井に、上田は左オーバーハンドも繰り出し、打撃で圧力をかける。しかし詰めたところで石井の左ボディストレートと、左インローが交錯しまともにローブローに。大きな音を立ててファールカップに打突音。石井は悶絶して動けず、嘔吐も。試合は止められた。
試合全体の半分を過ぎておらず、ノーコンテストに。











