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【シュートボクシング】海人がGLORY世界王者ベスタティとの再戦を目指し、最終関門として対戦するエンリコ・ケールとは

2025/04/13 16:04
【シュートボクシング】海人がGLORY世界王者ベスタティとの再戦を目指し、最終関門として対戦するエンリコ・ケールとは

6月大会に出場が決まった海人(右)と山田虎矢太(左)

 2025年6月22日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2025 act.3』に、SB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)とSB日本スーパーバンタム級王者・山田虎矢太(シーザージム)の出場が決まった。

 4月12日(土)東京・後楽園ホールで開催された『SHOOT BOXING 2025 act.2』のリング上で発表された。


 GLORY世界ライト級王者ティジャニ・ベスタティ(オランダ)との再戦を目指し、2024年は元同級9位アルマン・ハンバリアン、元同級6位ドラゴミール・ペトロフ、初代GLORYライト級王者ダビッド・キリアを次々と打ち破った海人。

 王者挑戦への最終関門として、今回は元GLORY世界ライト級1位エンリコ・ケール(ドイツ)との対戦が決まった。(※「元」なのは現在ライト級ランキングが休止中のため)

 ケールは2013年6月にMixFightフルムエタイミドル級世界王座(-72.5kg)とISKAオリエンタルルールミドル級世界王座(-75kg)を獲得し、2014年にはK-1 GLOBAL主催のK-1 WORLD MAX CHAMPIONSHIPトーナメントで優勝を果たした。決勝ではブアカーオ・バンチャメークと対戦し、3Rが終わって延長戦の前にブアカーオが棄権しての勝利を収めている。

 2019年1月からは『ONE』に参戦し、フェザー級キックボクシング・ワールドグランプリにも出場したが準々決勝でジャバル・アスケロフに敗退。ダビット・キリアとタイフン・オズカンに連敗を喫し、ONEを離脱。2021年4月、チンギス・アラゾフにスプリット判定ながら勝利した。2023年5月のGLORYでゲリック・ビレットに判定勝ち、12月にアルマン・ハンバリアンを左ミドルキックで戦闘不可能に追い込みTKO勝ちすると、2024年3月に王者ベスタティに挑戦も判定負けを喫した。戦績は53勝(31KO)18敗2分。

 ジョルジオ・ペトロシアン、シッティチャイ、ヨードセングライなど70kg級で最強と呼ばれた男たちと拳を交えてきた歴戦の勇者だ。

 海人は「GLORYの続きを再開します。1位を倒してベスタティのベルトを獲りに行くので楽しみにしていてください」と、この最終関門を突破してベスタティと再戦すると意気込んだ。


 山田ツインズの弟・虎矢太は昨年3月にプロキャリア初の敗北を喫して以降、適正階級であるフェザー級に階級を上げ10月には上位ランカーの内藤凌太を撃破。12月にはONEからの刺客シッティチャイ・ソー・デチャパンを1RTKOで葬り3連勝したが、2025年2月に川上叶に判定負けで連勝がストップした。

 対戦相手はまだ決まっていないが、山田は「6月22日、僕の参戦が決まりました。2月大会では川上選手に敗れて悔しい思いをしましたが、もう絶対に負ける姿を見せないので、もっともっと強くなるので楽しみにしていてください。S-cupへ向けて必ず仕上げるので楽しみにしていてください」と意気込みを語っている。

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