2003・2004・2008年K-1 WORLD GPヘビー級世界トーナメントを制したことで知られる“フライング・ジェントルマン”ことレミー・ボンヤスキー(オランダ/49歳)が、長年にわたるキックボクシングへの貢献を称えられGLORYの殿堂入りを果たすことが発表された。
ボンヤスキーは2001年6月のK-1に初来日、いきなりレイ・セフォーにTKO勝ちして注目を集めた。ジャンピング・ニー、ジャンピングハイキックなど跳躍力を活かした技を得意とし、2003年のK-1 WORLD GP決勝戦を武蔵と争って優勝。2004年も武蔵との決勝戦となり、返り討ちにして2連覇を達成した。2008年の優勝はバダ・ハリの反則による失格勝ちだった。
旧K-1の活動停止後は2012年からGLORYに参戦し、2014年3月にはミルコ・クロコップを破った。2017年10月のGLORYでメルヴィン・マヌーフに敗れて41歳で引退。生涯戦績は78勝(40KO)20敗。
受賞セレモニーは、2026年2月7日(土/日本時間8日)オランダ・アーネムのゲルレドームで開催の『GLORY 105:Last Heavyweight Standing Finals Draw』で行われる。